梅仕事2018

例年(というかやる時間がある年は)梅酒をつけているのですが、今年はアルコールが飲めない人がいるので、梅酒ではなく梅ジュースを仕込むことにしました。前回は梅酒1キロ、梅ジュース0.5キロで作って、大層後悔したので、今年は梅ジュース1キロで漬けます。っていうか、今ブログを読み返したら、2015年に「今年も梅酒を漬けた」という記事を書いていて、その中で前の年に梅ジュース500グラムしか仕込まなくて、大層後悔したとあって、今年はこれから梅ジュースというようなことが書いてあるのですが、結局漬けなかった気がするので2014年以来ということになりますね。

手順はいつもの通り、洗ってヘタを取って、乾かして、ジップロックにいれて冷凍庫へ。冷凍用のジップロック中サイズでちょうど1キロの梅が平らに並びます(平らじゃなきゃいけないわけじゃないのですが、我が家の冷凍庫のスペース的にこれがベストなので)。一晩凍らせたあと、煮沸消毒した瓶に氷砂糖を梅と同量よりちょっと控えめで交互にいれて冷暗所へ。今回は買い置きの氷砂糖があるということで、買い足さなかったのですが、意外に巨大な氷砂糖だったため、2瓶に入りきらず、急きょもう一瓶煮沸洗浄することに(慌ててやるもんじゃありませんね。これで私は火傷しました…皆さまもお気を付けくださいね)。梅を詰めるときにはまだ凍っているので、こんな↓鮮やかなグリーンですが、溶けるといきなりくすんだ色に変ってしまいます。

梅を冷凍するのは、繊維を壊してエキスが出やすくなるから良い、ということらしいのですが、香りが少々落ちる気がするという方もいらして、どうなのかなあと思っているところ。とりあえず早く液がでるのはその通りらしくて、砂糖が溶けるのが遅いとおこる発酵(泡がでちゃったり)を避ける簡単な方法として紹介されています。そういう失敗が多いなあという方はやってみてはいかがでしょうか?(お酢を加えた梅サワーにするのも発酵防止によいみたいです)。何回か冷凍で作ってますが、失敗はないし、がっかりするほど香りが落ちるってこともないような気がしています(直接比較してる年があるわけじゃないから、なんとも言えませんけど、次回はやめようってほどのことはないです)

少し溶けてきましたねー。これが漬けて4-5日のところ。今回は上で書いたとおり、入りきらなくて分けたりしてるので、氷砂糖と梅の割合が今一つ均等でない気が…梅がしぼんでスペースが空いたので、すこしその辺をなんとかしたいところ。

これが漬けて10日。3個目の瓶から、液体と梅・溶け残りの氷砂糖を適当に配分したところです。あんまりいじらないほうがいいのでしょうが、やたら甘いのと甘くないのという瓶ができてもいやなので、こんな感じに。やっぱり最初から大き目の瓶で作ったほうが便利ですかね。もう少しシロップがきれいになったら一つにまとめてあげてもいいかもしれません。最終的には梅は出してジャムにしてしまうので、シロップは注ぎやすい瓶に入れ替えたら飲むのに便利かな。上の写真にある、梅酒をすくう小さなお玉みたいな道具(カンロ杓子というらしい)も懐かしくて大好きなのですが、ちょっとグラスに注いで飲むのには小さい瓶がよさそうです。

とはいえ、梅酒や果樹酒もあるので、この杓子は大活躍。今回も3つ目の瓶を分けたあと、せっかくなので味見をロックで。しっかり梅の味がうつったトロッとした甘さで、うん、これが夏あると嬉しいんだよね~と楽しみました。まだ溶け残ってるから味ももう少し濃く、甘くなるのだろうと思うので完成まであと1週間から10日、楽しみにまとうと思います。せっかくだから炭酸を買っておこうかな。

 

 

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