【11】コーヒーと酸っぱさと

#inktober 11日目のお題はSour.

Sourなので、すっぱい、酸味が強い、という意味でよさそうです。今日の抜書きは迷わずイソップのキツネと葡萄。
例の手が届かなかった葡萄にキツネが「あの葡萄は酸っぱい、熟してないのよ」The grapes are sour, and not ripe as I thought っていう捨て台詞を残して去っていくところです。

11. Sour.

文字通りの酸っぱい味の葡萄って、実はあまり食べたことがないのですが、基本的にはキツネではないですが「熟れてない」葡萄が酸っぱいということのようですね。特定の酸っぱい品種があるわけじゃないんだ。
 実をいうと、親族が葡萄の産地に住んでいたので、幼い頃はいろんな種類の葡萄がシーズン中はいつも身の回りにある、みたいな環境にいたのですが、産地のせいか甘くないのってあんまり当たったことがなかった。そんな状況にいたのにも関わらず、私は葡萄がさほど好きではない(巨峰やマスカットは好き)のはちょっと言いにくい理由があります。

 その当時、親族および地元の人のところにいけば、葡萄でも食べてけと山盛りの葡萄がでてくるわけですが、デラウェアとか小さめの葡萄の食べ方が房をもぐもぐと皮ごと口に含み、しばらくすると皮をいっぱい吐き出す方式で(今思えばチマチマ食べるのでなくいいと思うんだけど)、幼い私にはかなりショックだったようで、なんとなく葡萄を勧められても食べなくなってしまいました。味はキライじゃないんだけど、なんとなくその光景が思い浮かんでちょっと駄目だったんですよねえ。

山葡萄なんかは酸っぱいからジュースやワイン向きだというお話だから、キツネの思ったことも実は間違ってないのかもしれませんけどね。

コーヒーの酸味


コーヒーと酸っぱいときたら、それはコーヒーの酸味のことでしょ、と言いたいところなのですが、コーヒーの酸味の英語表記はAcidityが多い気がします。ともあれ、酸味の話でつづけると、コーヒーのレーダーチャートは結構色々で、下の写真にあるチャートは、「コク、酸味、苦味、甘味、香り」、それ以外に後味や複雑さ、渋み、雑味なんてのもありますね。よくつかう海外の豆のサイトは口あたりやフレーバーをフルーツの香りで例えたりしていました。ワインの味を表現するような、専用ワードがあったりすると面白いのかもしれませんけどね。

 酸味が強いのは少々苦手なので、コーヒー売り場で好みを聞かれると、酸味は抑えめでとお願いするのですが、そうすると一気にロースト強め方向をおすすめされてちょっと混乱します。ローストが強すぎるのもさほど、というとどうしたいんだこの人は…という顔をされるのでちょっとひるむのですが、これまでの経験上それなりにちょうどいいところのものを探してくださるケースも多いので、豆の売り場の方様様でありがたく色々飲ませていただいています。とはいえ、豆がどんなに良くても淹れる人がへたくそだと駄目だよなあと肩を落としつつ、今日もまた知らないコーヒー豆にチャレンジするのでした。

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