【20】コーヒーと芽キャベツと

#inktober 20日目のお題はSprout.

芽とかもやしとか、そんな感じでしょうか。カイワレ大根みたいなのもsproutですね。もちろん、芽吹くとかそういう意味もあるので、最初は植物系の詩や本をなんとなく眺めていましたが、ふっとこれを見つけてしまったので芽キャベツになってしまった。

20. Sprout

ニック・ホーンビィのFever Pitch(邦題はぼくのプレミア・ライフ)から。

ニック・ホーンビィは私にはわりと読みやすい作家さんで(まあFever Pitchはそうでもないけど)、アバウト・ア・ボーイも、いい人になる方法もなかなか面白かった。今は新潮文庫でもあまり残っていないのかな。ちょっと残念です。映画も面白かったのだけど、人によって好みのわかれるところなんでしょうねえ。

   

コリン・ファースがアーセナルファンの教師ポールのFilm4バージョン↓

ドリュー・バリモアがヒロインのアメリカ版はなぜか野球の話でレッド・ソックスファン。邦題は「2番目のキス」↓

上の抜書きにもあるように、芽キャベツってわりと子供の苦手な食べ物の一つの典型かもしれない。私も今では芽キャベツは結構好物なのですが、20代前半まで嫌いな食べ物の結構上位にランクインしていました。なんか臭みがあるのか、灰汁っぽいしあんまり後味もよくないし美味しくないなあと。

しばらくイギリスに住むことになって、芽キャベツはクリスマスの付け合わせの定番でもあり、冬になるとネットにごっそりはいってスーパーで売っているので、恐る恐る食べてみる機会が増えました。その当時は日本のキャベツに該当する野菜がなかったので、普通に切って炒めるとキャベツ炒めっぽい味になるなあと、ある種の代用品として食べていたのでした。今はジャパニーズ・キャベッジという名前で普通に日本でよく見かけるタイプのキャベツを買えますけどね。セロリでも同じような経験をして食べられるようになったので、日本とイギリスで味が違うのかなあと思ったのだけど、イギリスでも男の子の嫌いな食べ物の代表みたいな感じだから、やっぱりさほど変わらないのかなあ。付け合わせ用にローストするとあまり苦みや臭みが気にならないんですけどね。イソチオシアネートという物質が苦味の元らしい。

コーヒーの苦味、芽キャベツの苦味

コーヒーの苦味と芽キャベツの苦味というのはどうやら違うタイプの苦味らしいのですが、芽キャベツやキニーネなどの苦いものへの感受性が高い人はコーヒーを避ける傾向にあるようです (Ong, et al. 2018, Scientific Reports, 8.)。そう考えると、芽キャベツが苦手だった私はコーヒーを好まないのではないかと思うんだが、そんなことになってはいないですね。逆にコーヒーの苦味(カフェインの苦味)そのものに対して感受性が高い人はどうやら、カフェインが強化子になって、よりコーヒーを飲むようになるらしい。苦味の感じ方の謎は深いですね。

そんな苦手だった芽キャベツを、面白そうだという理由でベランダで育てています。なんといっても、あんなふうに芽キャベツがくっついているのをはじめてみた時はびっくりしました。クリスマスの鳥の付け合わせになればいいなあという下心。

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