黄金週間に旅に出ること

相変わらずの不定期更新です。新年から今まで下書きが3本。久しぶりに海外にも行ったし、色々書くネタがあったはずなのですが、結局原稿完成せず。少々時間が前後するとは思われますが、つい先日いった仙台の旅のお話から書いていこうと思います(下書きばっかりなので短めに)。

 そういえば最近の文章を見ると、ですます調のときと、だである調のときがありますね。なんか書いている内容と自分の気持ちが反映されているのだと思うのですが、旅の話はですます、が多い気がします。そんなわけで、今回もこんな語り口ではじめたいと思います。

わざわざ人出の多い時期に旅に出なくたって

今回の旅は2泊3日で仙台に行ったのですが、いつもと違って家族との旅行です(仕事とか一人旅ではない)。例年私にとってのゴールデンウィークは、新年度のスタートダッシュでバテバテで、もちろん何か予約を取るなってことは出来ず、家と庭の仕事と日帰りの電車旅(これはこれで楽しいけど)ばかりで、泊まりでの旅行なんて考えもせずに、あー終わっちゃったというものでした。

 こんな風になっている一つの理由が、自宅から出かけるのに最も近い高速道路が例年大渋滞で、いついかなる時間にでたとしてもどこかで詰まる恐怖があること、だと思っています。まああと、自分も含め家族が年を取ってきたし、家の植物の水やりどうするとかそういうのもありますけどね。

 そんなわけで長年、「こんな時期にわざわざ行かなくたって、普通の日に有給とってでかければいいじゃない」と思ってたわけです。しかし、去年の年末からなんだかバカみたいに忙しい。よく考えたら、去年のお盆休みも同じ理由で夏休みを取りそびれた気がする。ゴールデンウィークを外したとして、果たして休みが取れるのか?と考えるとなかなか簡単にはいかなさそうな気がしてきました(そして3年間ろくに旅にでられなかった家族からの圧は強い)。そこで慌てて、ゴールデンウィークの始まる1週間前にパタパタと行けそうなところを探したのでした。

よく考えたら東京に出るぐらいの時間で着いちゃう仙台

 では、どこに行くか、ほんとに予約取れるのか?という不安を抱きつつ、新幹線+宿泊パックを探しまくったところ、まあ仙台ならスゴイ値段でもないし新幹線の席が離れてたりもしないし、まあまあの広さの部屋に朝食付きでも見つかりそうです(家族からもOKがでた)。旅のリハビリにいいかなと行先を仙台に定め、色々と予約を取ったのでした。まあはやぶさじゃなくてやまびこですけど。なんかあんまり移動時間短いと、旅気分が出ないのでそれぐらいでいいんじゃないかなと。

ちなみに左の写真は、スマホを構えていたにもかかわらず、シャッターを押しそびれた新幹線E5。かまぼこか。なかなか旅の前途が怪しまれるスタートです。

家族との旅行はいつもとちょっと違う

朝早めの新幹線。家で洗い物だしたくないから、新幹線でなにか食べようね。というのが昨日の夜の打ち合わせだったわけだけれども、私の頭の中の「どの駅弁にしようかなあ」という楽しみはまったく共有されておらず、「え、なんか軽いもの、サンドイッチとかでいーわよ」と一蹴されることに。ベックスコーヒーにはいつもお世話になってるけど、ベックスでサンドイッチ買って新幹線って初めてのパターンだよ、うーむ。

よく考えてみると、大人になってから家族で旅行するってあんまりないんだなあ。海外は結構一緒にいきましたけど、国内旅行はよく考えたら本当に久しぶり。お互いの旅行のスタイルが違うことは想定しておくべきでした。はたして私は牛タン食べられるんだろうか。

ところで一日目は雨、予定は未定

旅行初日は雨の予報でした。仙台に着いたときには降りそうだけど降ってない絶妙な天気。まずはホテル行って荷物あずけてって…「あ、疲れたから、座ろう。どこでもいいからアイスコーヒー」って「あ、チーズケーキいいなあ、半分こな」っていきなり飛ばし気味。仙台きてエクセルシオールでなぜチーズケーキたべてるんだろう私は。ほんとはずんだ餅を食べに行きたかったのです。しかし、降ってきた雨のなか行列に並ぶ根性はなく、今回はできたてずんだ餅を食べる機会をのがしてしまいました。

↑写真で見る、仙台でのずんだ餅食べ損ね:①有名な村上屋に行くも結構な雨の中の行列に挫折する②翌日に再び行くと旅行中はもう定休日ということが判明③もういいやと諦めたのだが、新幹線にのってから楽し気にずんだシェイク(これは茶寮のやつ)を飲んでいる人をみて羨ましくなり、キオスクで冷凍のずんだシェイクを購入(クーリッシュみたいな)④なんやかやといってお菓子のずんだ餅もかってきた。これはこれで美味しい。

雨なのはまあわかっていたので、それなりに考えていたのですよ、これでも。水族館とかそういうのよさそうじゃない。ちょっとしらべるか。「仙台 うみの杜水族館」っと。仙石線のってバスだって。「えー、遠いの?バス混んでたらやだなあ、入場料は?」「2400円」「え?」「2400円、あシニアは1700円かな」「やめよー」終了。すでに暗雲漂う1日目。

困ったときには高いところ

まあそんなときには建物の中にいるべし、と展望台(AER展望テラス)にやってきました。とりあえず登れそうなものには登る傾向にあったな家族旅行…とふと思い出したりして。ここはよく丸善とその上の文具の杜に行くから建物としては知ってた。これは随分とおくまで見えていいなあと、ふと柱をみたらこんな文字が。うーん、なかなか香ばしい感じです。わりと素朴な作りの展望台なのだけど、見晴らしがよくてよかった。もちろん帰りに文具の杜をのぞいてむすび丸グッズをチェックして帰りましたとも。その後は雨も上がったので、プラプラと一番町方面へ。ちょっと古い、優雅なフォルムのビルがいっぱいあって、大きな木の下をのんびりあるきながら、仙台って感じだねえ、別荘欲しい(おい)とかしょうもない話をしておりました。最後に想い出のメディアテークにも。

本当に美味しいと写真はないものなのです

そんなわけで、早めに撤収したので、ホテルでしばらくのんびりし……「ipad使えるのん?」「Wifiあるよ」「セットして!」…ていた。気をとりなおして、お茶をいれて帰りに買ってきた白松がモナカをもぐもぐ。白松がモナカのミニサイズ(大きいのは皮と餡のバランスが違うので小さいのが好き、あんまり東京では売ってない)が昔から好きなのですが、仙台来たので、恒例の全部胡麻餡で詰めてもらいました(店舗だとやってくれる)。なかなか幸せ。栗とか色々入ってるのも好きなんですけどね。

色々心折れていた私は、ホテルから30秒の店の評判をチェックして、勝手に夕飯の行先を決定(疲れたのだから問答無用だ)。クラフトビールのお店だったのだけど、まあ色々美味しかった。プロに入れてもらったビールとはなんであんなに美味しいんでしょねえ。牡蠣やら焼きシイタケ、オリジナルサラダやら色々おすすめをいただいたのだけど、どれもビール向きで大変美味しかった。カメラ?もちろんホテルに置いてきましたとも。↓焼きシイタケだけはなぜか撮ってた。味が凝縮してて最高。良く歩いたし(1.8万歩)お酒もいっぱい飲んで、気持ちよくおやすみなさーい。その2へ続く

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