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	<title>Chips with Everything</title>
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		<title>早すぎる京都、遅いかもインド、再訪したいリスボン</title>
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		<pubDate>Fri, 14 Nov 2025 08:47:14 +0000</pubDate>
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		<category><![CDATA[Travel]]></category>
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					<description><![CDATA[<div class="entry-summary">
先日、珍しく家にいた週末の夕方ついていたテレビでリスボンの特集をやっていた。 リスボンには１回だけ、行ったことがある。まだ30代の頃の仕事関係の一人旅だ。 番組で登場する、場所、乗り物、食べ物……ほぼすべて見たことがある&#8230;
</div><div class="link-more"><a href="https://neweverythingchips.com/archives/3545" class="more-link">Continue reading<span class="screen-reader-text"> &#8220;早すぎる京都、遅いかもインド、再訪したいリスボン&#8221;</span>&#8230;</a></div>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>先日、珍しく家にいた週末の夕方ついていたテレビでリスボンの特集をやっていた。</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-wp-embed is-provider-nhk wp-block-embed-nhk"><div class="wp-block-embed__wrapper">
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<p>リスボンには１回だけ、行ったことがある。まだ30代の頃の仕事関係の一人旅だ。</p>



<p>番組で登場する、場所、乗り物、食べ物……ほぼすべて見たことがあるものばかり。<br>あーそうそう、このエレベーター登ったよ、エッグタルトも食べに行った、市電で坂をのぼった。イワシもタラの干物も食べたけど、そんなにいいレストランじゃなかったしな。同じ網で焼いたのかイワシ匂いがすごいステーキも食べた。</p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-large"><a href="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/11/DSC00008-rotated.jpg"><img fetchpriority="high" decoding="async" width="768" height="1024" src="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/11/DSC00008-768x1024.jpg" alt="" class="wp-image-3550" srcset="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/11/DSC00008-768x1024.jpg 768w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/11/DSC00008-225x300.jpg 225w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/11/DSC00008-1152x1536.jpg 1152w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/11/DSC00008-rotated.jpg 1224w" sizes="(max-width: 768px) 100vw, 768px" /></a></figure>



<p>隣で見ていた母が、「素敵ねえ」とつぶやいている。うん、今こうやってみるととても魅力的。<br>しかし、行った当時ってそんな風には思えなかったなあ。<br>もちろん、行ったときの思い出は色々あるけれど、こうやって眺めているようには楽しめなかった。<br><br>修学旅行で京都に行っても、お寺やお料理より、友達とのおしゃべり優先だったのに、年を取ってから妙に魅力的に見える京都の旅みたいに、今リスボンに行ったらもっと穏やかに楽しめる気がする。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p>ちょっとその当時のことを思い出したので書いてみる。当時はまだカメラの趣味はなかったので、古いサイバーショットのポケットに入るやつを持ち歩いて、適当に撮っていたはず。古い写真についてはまあ味だと思っていただきたい。もしかしたら、前のサイトに写真をあげてたかもしれないけれど。</p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-large"><a href="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/11/DSC00019-rotated.jpg"><img decoding="async" width="768" height="1024" src="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/11/DSC00019-768x1024.jpg" alt="" class="wp-image-3553" srcset="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/11/DSC00019-768x1024.jpg 768w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/11/DSC00019-225x300.jpg 225w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/11/DSC00019-1152x1536.jpg 1152w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/11/DSC00019-rotated.jpg 1224w" sizes="(max-width: 768px) 100vw, 768px" /></a></figure>



<p>出発前ギリギリまで仕事をしていたせいか、長時間のフライトで早朝に空港に着いて、珍しく時差ボケでぼやぼやしていた。そんな状況でタクシーに乗ったものだから、早速ぼられた。今でも覚えてるぐらいだから結構悔しかったのだろう。ホテルへの行き方を聞きに行ったインフォメーションセンターでタクシーをすすめられ、そこでチケットかなにか買えばよかったのだろうけれど、正規のタクシーだから大丈夫だろと油断したのだ。明らかに高い値段に疑問を呈するも、英語以外の言語をまくしたてられて、もういいやとあきらめてホテルに降り立った時には既にちょっと心折れていた。</p>



<p>当時はお金もたくさんあるわけではなく、仕事の場所までの経路がわかりやすい安いホテルを選んでいたから、ベッドと机とコート掛けがあれば上等。朝食が供される場所では、結構多くのヨーロッパの旅人が昼ご飯用にタッパーにリンゴやパンとチーズを取り分けているような感じで、パンには子供が握ったであろう指の痕が付いていたりした。</p>



<p>幸い部屋はきれいだったし、クーラーもそれなりに効いていたからアタリだったのだが、唯一の不安が、部屋の反対側に非常階段がついていて、そこにガラスのドアで直結していたこと。実際に怖い思いをしたわけではないが、なんとなくドアの前に荷物でバリケードを作って寝た記憶がある。</p>



<p>そんな状況だったので、その年の夏のものすごい暑さと石畳の道はものすごい勢いで体力を削った。だから、このテレビでいいねえとみているサン・ジョルジェ城の城壁をみても思い出すのは、缶のピーチティ一択だ。イギリスにいたころも、このリスボンにいったころも、冷たいコーヒーや紅茶が缶や瓶で売っているといことはほぼなかった。それが、初めて「iced peach tea」という缶の飲み物を売店で見つけた。コーラやオレンジジュース以外のさっぱりした飲み物って水以外になかったのだ。この城壁まであがってその上で買ったアイスティの美味しかったこと。汗を拭きながらアイスティをのんで、青い空、茶色の瓦の風景を眺めたのを憶えている。</p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-large"><a href="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/11/DSC00011.jpg"><img decoding="async" width="1024" height="768" src="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/11/DSC00011-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-3551" srcset="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/11/DSC00011-1024x768.jpg 1024w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/11/DSC00011-300x225.jpg 300w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/11/DSC00011-768x576.jpg 768w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/11/DSC00011-1536x1152.jpg 1536w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/11/DSC00011.jpg 1632w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></a></figure>



<p>くたびれ果てた結果、滞在期間中1日全く部屋から出られなかった日があった。前の日に寄った本屋（気が付いてなかったが、たぶんこれが世界最古の書店ベルトラン書店）で適当に買った恋愛小説を読み始めたら、起き上がれなくなり、結局最後まで読んで一日終わった。一人旅は色々したけど、こんなに疲れ果てて気持ちがへこんでいたことはなかったなあ。めったに来られない場所にいるのはわかっているのに外に出られないというのは焦りもあったけど、そうとう疲れてたんだろう。</p>



<p>あとは、仕事の関係で知り合った中国人の女の子と友達になって、一緒にロカ岬に行った。行く途中のバスの経路がいろは坂並みにグネグネで、気分が悪くなったその子にゴミ袋を提供したり、その子にそんなものを買うのは大バカ者だと罵倒されたロカ岬到達証明書を発行してもらったり、帰りの電車の中で恋バナをしたりした。きっとその子に会えたのは一生に一度だろう（今会っても多分わからない）けれど、到達証明書は私の部屋に今も飾ってある。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p>そんなわけで、私のリスボンの思い出は「素敵ねえ」とはずいぶんかけ離れたところにある。</p>



<p>こう書いてみるといわゆる若者の旅だなあと今なら思うけれど、当時はそんな風には思っていなかった。京都の修学旅行のように建物のありがたみがわかっていないというわけでもないけれど、こう今だったら、もう少しいいホテルに泊まって、無理しない旅程で、美味しいものを食べるだろう。そういう想定での「素敵ねえ」なのだ。逆にいえば、そんな突発的な現地で知り合った外国の人と片言の英語と中国語で旅行するなんてことはできないだろう。</p>



<p>私が人生で最初に出かけた海外旅行先はフィリピンだったけど、今この年で「水道水は飲まないように」「停電はデフォルト」「トイレに便座はあったらラッキー」みたいな旅ができるかというと、なかなか難しいだろう。だから人生でインドに行くタイミングは逸したかなという気がしているけれど、どうだろう。インド人の友人がいるから、彼らと一緒に行くなら行けるかもしれない。訪ねたい場所はいっぱいあるけれど、再訪したい場所も多いのだ。</p>



<p></p>



<p></p>
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		<title>【微熱日記】ブランクの長いメダカ飼育員</title>
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		<pubDate>Wed, 22 Oct 2025 14:45:48 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[Story from Photo]]></category>
		<category><![CDATA[微熱日記]]></category>
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					<description><![CDATA[<div class="entry-summary">
前回の日記で、往復書簡から「胃が合うふたり」の話を書こうと思っていたのだが、せっかくなので「わるい食べもの」シリーズ４冊も読んでからと思ったら、間が空いてしまった。あと一冊なので、そのうち書く。 先日、産直の売り場の隅で&#8230;
</div><div class="link-more"><a href="https://neweverythingchips.com/archives/3530" class="more-link">Continue reading<span class="screen-reader-text"> &#8220;【微熱日記】ブランクの長いメダカ飼育員&#8221;</span>&#8230;</a></div>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>前回の日記で、往復書簡から「胃が合うふたり」の話を書こうと思っていたのだが、せっかくなので「わるい食べもの」シリーズ４冊も読んでからと思ったら、間が空いてしまった。あと一冊なので、そのうち書く。</p>



<p>先日、産直の売り場の隅で取っ手付きのポットに入っためだかを見つけた。黒・赤・黄土色？のメダカが８匹ほど泳いでいた。小さなウォーターマッシュルームっぽい水草が浮いている。家人が飼いたいというので、助手席の膝の上でそっと揺らさぬように連れ帰った。ペット？と言っていいのかわからないが、20年ぶりぐらいに我が家に生き物がやってきた。</p>



<p>私は個人的な事情で、定年退職するまで生き物は飼わないと決めており、実家で飼っていた犬が亡くなってから20年だ。メダカや金魚なんて、私が小学校のころ飼っていたのが最後だからさらに倍ぐらいの年月が経っている。おまけにお祭りですくった金魚とか、田舎の用水路から追い込み漁で捕った大量のメダカとかだから、世話もまあ雑だったし、その当時どんな世話をしていたかなんて記憶の彼方だ。</p>



<p>メダカを連れ帰って、さてどうするか。</p>



<p>まあ今日は餌をやらなくても大丈夫だろう。ちょうど家にあった、ポットより1.5倍くらい大きい梅酒用のガラスの甕（よくある赤キャップの小さいサイズ）に念のため替えの水を、カルキ抜きのつもりで汲みおいておく。そもそもこのサイズに８匹は適正なのだろうか？ちょうど雨も降ってきたところで、どこにもよらずに帰ってきた我々は困惑気味だ。産直のメダカの近くには餌は売っていなかった。餌もいるし、なんかぽこぽこさせないといけないんじゃないの？ブランクが長すぎるポンコツ飼育員二人は途方にくれた。</p>



<p>翌日は平日なので、車でホームセンターに行っている暇もなく、そもそも近所にペットショップもない。家人が近所のショッピングセンターにペットショップがあったと言い出したので、とりあえず近くまで車で送って出勤した。確かにそういえば、犬の服とかリードとか置いてある店があった気がする。なんせこちらに引っ越してきてからずっと「用のない店」だったので、恐ろしく記憶が怪しい。たしか100均もあったから、餌は少なくとも売ってるだろう。すまないが帰りは電車でよろしく。</p>



<p>帰宅するとなにやら、茶色いペレットみたいなもの底に沈んで、それが割れて水が少々濁っており、なにがしかの努力がなされた模様。ショッピングセンターのペットショップは「犬用猫用品専門店」だったらしく、結局ダイソーで色々買ってきたとのこと。<br>「なんか入れたら、バンって結構な音がして割れたのよ！、おさかなも驚いちゃって」<br>って何をいれたのだ！？</p>



<p>たぶん、アンモニアの吸着をめざして「キレイ玉」ってやつっぽいのだけど、なにかその周辺が茶色く濁っていて、メダカにいい感じが全くしない。ちゃんと用法容量守ってるのだろか？なにせポンコツ飼育員なので、説明書を読む気がない。⇒何回か試して撤収。</p>



<p>すったもんだのあげく、ホームセンターをはしごして、水草、砂利、タモ、泡が出るタブレット（今こんなのあるのだねえ、エアポンプとライトは線に足ひっかけて大惨事が予想されるので見送り）、飾りの流木を買い込んできて、なんとか配置した。とりあえずスイスイ泳いでるし、なんだかデカくなってきた気がするので、うまくいってるのでは？</p>



<p>しかし、その昔金魚とかメダカにてきとーにえさをやって飼ってた時、こんなに「ど、どーすれば」みたいな感じではなかった気がする。ペットショップのおじさんに、休みの日に置いといた水半分いれかえるんだよー、あとはえさやっときゃ大丈夫的なノリでおしえてもらってそれで終わりだったような。</p>



<p>ポンコツ飼育員改め、過保護な飼い主は、死んでないかしらと毎朝数を数えている。こういうのはちょっと健全ではない気がするが、夜もかわいそうだから、明かりをつけるな（早めに暗くして、人類は２階へ）とか面白いことになっている。ホームセンターの袋に繁殖藻も入ってたから、増やす気満々だ。大量増殖している我が家の多肉植物と同じ未来が待っている気がするのは気のせいだろうか。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><a href="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/10/GrhD7PvasAA1okJ-scaled.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="683" src="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/10/GrhD7PvasAA1okJ-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-3536" srcset="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/10/GrhD7PvasAA1okJ-1024x683.jpg 1024w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/10/GrhD7PvasAA1okJ-300x200.jpg 300w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/10/GrhD7PvasAA1okJ-768x512.jpg 768w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/10/GrhD7PvasAA1okJ-1536x1024.jpg 1536w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/10/GrhD7PvasAA1okJ-2048x1366.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></a></figure>
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		<title>【微熱日記】往復書簡</title>
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		<pubDate>Mon, 11 Aug 2025 15:39:57 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[Book]]></category>
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		<category><![CDATA[微熱日記]]></category>
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					<description><![CDATA[<div class="entry-summary">
先日まで「胃が合うふたり」という新井見枝香さんと千早茜さんの往復書簡を読んでいた。 前回の行水スタイルで登場した「彼方からの手紙」しかり、読み物としての「往復書簡」というスタイルは結構好きだ。以前雑誌『Ku:nel』 で&#8230;
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										<content:encoded><![CDATA[
<p>先日まで「胃が合うふたり」という新井見枝香さんと千早茜さんの往復書簡を読んでいた。</p>



<p>前回の<a href="https://neweverythingchips.com/archives/3472">行水スタイル</a>で登場した「<a href="https://www.gentosha.jp/article/27695/">彼方からの手紙</a>」しかり、読み物としての「往復書簡」というスタイルは結構好きだ。以前雑誌『Ku:nel』 で連載していた江國姉妹の往復書簡（自筆の写真が載っていた）とか、梨木香歩さんと師岡カリーマ・エルサムニーさんの「私たちの星で」など、ふと日々の暮らしで思い返したりするもののひとつだ。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><a href="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/08/coffee-502-scaled.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="683" src="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/08/coffee-502-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-3510" srcset="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/08/coffee-502-1024x683.jpg 1024w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/08/coffee-502-300x200.jpg 300w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/08/coffee-502-768x512.jpg 768w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/08/coffee-502-1536x1024.jpg 1536w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/08/coffee-502-2048x1365.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></a></figure>



<p>往復書簡なら何でもいいのかというとそんなことはなくて、大好きな作家さんのものでも、げんなりして最後まで読めなかったものもある（今念頭にある本はほとんど本を処分しない私が手放したくらい嫌だった、我ながら珍しい）。だから形式が好きというよりは、この形式によってもたらされている何かが好きなのだと思う。この読めなかった本はその何かが見いだせなかった。</p>



<p>なんで好きなのだろう、と考えてみるに、「ちゃんと相手の話を聞いているから」のような気がする。</p>



<p>往復書簡はその形式の都合上、「最後まで相手の話を聞く」「パーツではなく全体のトーンを考えて、相手の言いたいことをくみ取る」ということをせざるを得ない。そして自分なりの解釈を書いてあまつさえ「こういうことかしら？」と問いかける。おまけに、これは第三者が読むことが前提の文章だから、内輪話にならないように俯瞰的な視点も持っているし、相手がこれまでの書簡を見てこれを読むということが分かっている（ふつう手紙って自分でコピーを取っておかないから、書いてからしばらくたってとても熱心な返事がきて「私何かいたっけ？」ってなことはよくあるわけだけど）。できるだけフックをお互いにしっかり掛けようと思っている、全力でお互いの話を聞く会なのだ。</p>



<p>日々の会話でそこまでかみ合った話というのはそうそうできない。すくなくとも私は。</p>



<p>だから、「対談」より「往復書簡」という形に惹かれるのかもしれない。「往復書簡」をまとめた本にはよく特別対談や座談会と称して書き手が直接話をするものがボーナストラック的に入っていることが多いけれど、あれは「往復書簡」あってのものであって、ときたまそれはいらなかったかもと思う時もある（私の勝手な感想だけれども）。リアルタイムのやり取りは手札をさらさずに相手に探りをいれることができるからか、これは編集の問題かもしれないが、「十全にかみ合った話ができている感」を感じることはあまりない。</p>



<p>こう書くと「真剣勝負」っぽい硬い空気が好きなようにも聞こえるけれど、もっと素朴に、相手の文章を読んで浮かんだ自分のふとした記憶の中の景色や香り、音が書かれている部分も好きだ。書き手からこぼれ落ちた水滴がぽつんと相手の水面に落ちて波紋が広がるように何かが伝わった、あるいは何かがつながったようなイメージが私の中に湧き上がるから。</p>



<p>ちはやんとあらいどんの往復書簡についてはまた次回にでも。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><a href="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/08/coffee2024-40-scaled.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="683" src="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/08/coffee2024-40-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-3511" srcset="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/08/coffee2024-40-1024x683.jpg 1024w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/08/coffee2024-40-300x200.jpg 300w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/08/coffee2024-40-768x512.jpg 768w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/08/coffee2024-40-1536x1024.jpg 1536w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/08/coffee2024-40-2048x1365.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></a></figure>
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		<title>【微熱日記】行水スタイル</title>
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		<pubDate>Thu, 07 Aug 2025 15:58:20 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[Plants]]></category>
		<category><![CDATA[Story from Photo]]></category>
		<category><![CDATA[微熱日記]]></category>
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					<description><![CDATA[<div class="entry-summary">
先日、清水ミチコさんと光浦靖子さんの「彼方からの手紙」という幻冬舎Plusでやっている往復書簡をみていたら、光浦さんの話にインドネシアで暑い日に水をあびるマンディという習慣が出てきた。 そういえば、最近我が家も行水スタイ&#8230;
</div><div class="link-more"><a href="https://neweverythingchips.com/archives/3472" class="more-link">Continue reading<span class="screen-reader-text"> &#8220;【微熱日記】行水スタイル&#8221;</span>&#8230;</a></div>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>先日、清水ミチコさんと光浦靖子さんの「<a href="https://www.gentosha.jp/article/27695/">彼方からの手紙</a>」という幻冬舎Plusでやっている往復書簡をみていたら、光浦さんの話にインドネシアで暑い日に水をあびるマンディという習慣が出てきた。</p>



<p>そういえば、最近我が家も行水スタイルだなあと思ったので、気温40℃とゆるく戦う我が家の話をしようと思う。</p>



<p><a href="https://www.gentosha.jp/article/27695/ ">https://www.gentosha.jp/article/27695/ </a>　「バーベキューと気候変動」</p>



<p>今年も35℃を超える日が続いて、なんとなく昼に眠気に襲われることが増えた。</p>



<p>大半は冷房の中にいるわけだから、暑さは関係ないような気もするが、なんとなく生活様式が南国風になってきた。眠気は疲労もあるだろうけれど、暑さに負けている気がする。たまに思い切ってデスクで眠るのだけど、それなりに回復する。やはりシエスタ的なものが必要なのかもしれない。</p>



<p>以前は夜はクーラーにタイマーをかけて、寝付ければ何とかなるだろ方式だったのだが、去年から夏は諦めて寝室のある2階のエアコンを24時間稼働にしている。居る場所だけつける方式だと、古い家の効かない断熱材のせいか、こもる熱気で一階も冷えにくい。2階を冷やして、1階に自然に降りてくる冷気で朝夕は1階のエアコンをつけずに過ごしている。そうすると夜うんざりしないし、昼もほどほどに涼しい。2階の階段の入り口に薄いカーテンをつっぱり棒で吊るして(裳裾みたいのをつけて下から冷気が逃げないようにしている)夜は2階だけ冷やす。比較的涼しくなった朝、早く起きた人がカーテンを開けるのでちょうどよく冷気が降りていく。そんなスタイルで、電気料金とか環境問題とかでチリチリする心臓を誤魔化している。</p>



<p>割とシャワーよりはしっかり風呂に浸かる派なのだが、真夏になって保温モードをやめたら、なんとなく行水スタイルになってしまった。そもそも、ガスをつけていなくても蛇口から出るのはお湯に近い。わざわざ保温モードでガスを焚かなくても良い。よって、最初に入る家人はお湯が溜まって沸いたらガスを切ってしまう。最後に入る人は、少しぬるい湯に浸かり、あとはシャワーではなく風呂の湯を使って頭や体を洗い、行水のようにワシワシと洗面器でお湯をかぶるのだ。ザブザブとお湯をかぶっているとシャワー<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/1f6bf.png" alt="🚿" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />ともちょっと違う気持ちよさがある。汗はしっかり流したい。そして、「早く風呂に入らねば」プレッシャーからの解放も爽快である。<br>　さっぱりして寝ても、朝起きて汗かいてるなあという時もしばしば。そこでまた昨日の残り湯を活用。ボディソープとか使わずにただただ汗を流すだけである。昼家にいるわけではないから、マンディってほど汗を流す形にはなっていないが、形はまあそんな感じである。</p>



<p>あとは簾だのグリーンカーテンだの定番の日本家屋の夏だ。ただし、今年は６月末に１週間ほど留守にすることが分かっていたので、朝顔は取りやめ。毎年日の光は確かに少しさえぎっていたけれど、やけどしそうな手すりに傷む蔓を思い出すと、今年の夏は育てていたとしてもかわいそうなことになっていたかもなあと思うばかり。</p>



<p>見回すと、平均年齢の高い住宅街にある我が家の両隣同じような分譲住宅では、もっと今風の遮光・遮熱グッズが取り入れられている。少なくとも私よりはよっぽどご高齢な方々であるのだが……孫が来るのだ。今日も張り切ってじいちゃんがでっかいタープを庭にはっている。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><a href="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/08/flower2023-65.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="1024" src="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/08/flower2023-65-1024x1024.jpg" alt="" class="wp-image-3500" srcset="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/08/flower2023-65-1024x1024.jpg 1024w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/08/flower2023-65-300x300.jpg 300w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/08/flower2023-65-150x150.jpg 150w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/08/flower2023-65-768x768.jpg 768w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/08/flower2023-65-1536x1536.jpg 1536w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/08/flower2023-65-2048x2048.jpg 2048w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/08/flower2023-65-448x448.jpg 448w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></a></figure>
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		<title>【微熱日記】旅先で本屋をたずねる</title>
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		<dc:creator><![CDATA[petitnama]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 29 Jul 2025 14:16:31 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[Book]]></category>
		<category><![CDATA[Story from Photo]]></category>
		<category><![CDATA[Travel]]></category>
		<category><![CDATA[微熱日記]]></category>
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					<description><![CDATA[<div class="entry-summary">
先週は出張で出かけていたのだが、旅先で眺める本屋の棚って大層魅力的だ。 およそ７年前も同じような話をしている↓ 前回の記事では酔っぱらって、他に用事がない状態で、大型書店をうろつく幸せについて書いていた。 今回は小さい書&#8230;
</div><div class="link-more"><a href="https://neweverythingchips.com/archives/3467" class="more-link">Continue reading<span class="screen-reader-text"> &#8220;【微熱日記】旅先で本屋をたずねる&#8221;</span>&#8230;</a></div>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>先週は出張で出かけていたのだが、旅先で眺める本屋の棚って大層魅力的だ。</p>



<p>およそ７年前も同じような話をしている↓</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-wp-embed is-provider-chips-with-everything wp-block-embed-chips-with-everything"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<blockquote class="wp-embedded-content" data-secret="ZLndENR4Qd"><a href="https://neweverythingchips.com/archives/1941">旅先で本を買う</a></blockquote><iframe loading="lazy" class="wp-embedded-content" sandbox="allow-scripts" security="restricted"  title="&#8220;旅先で本を買う&#8221; &#8212; Chips with Everything" src="https://neweverythingchips.com/archives/1941/embed#?secret=n6IlVYne6C#?secret=ZLndENR4Qd" data-secret="ZLndENR4Qd" width="600" height="338" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe>
</div></figure>



<p>前回の記事では酔っぱらって、他に用事がない状態で、大型書店をうろつく幸せについて書いていた。</p>



<p>今回は小さい書店の話を書こうと思う。</p>



<p>今回の行先は新潟。<br>ちょうど出かける前に買った本がプロジェクト・ヘイル・メアリー、ハードカバー上下巻と、大型本のすずしろ日記４だったので、これを持っていくという選択肢はなかった。重いし、上巻だけ持ってって読み終わって、家に帰ればあるのに下巻買っちゃう未来しか見えない。しかし今本を読みたい時期が来ているのだ。行きの新幹線はKindleに入れてある読んでいない本をあてにして、旅先でどうせ買うだろうから、特に本は持たずに出発（結果的にはKindleに入っている昔読んだ本に夢中になって読み返して終わったのだけれど）。そしてまんまと本を買って帰ることになった。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><a href="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/coffee2025-4-scaled.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="683" src="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/coffee2025-4-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-3481" srcset="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/coffee2025-4-1024x683.jpg 1024w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/coffee2025-4-300x200.jpg 300w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/coffee2025-4-768x512.jpg 768w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/coffee2025-4-1536x1024.jpg 1536w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/coffee2025-4-2048x1365.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></a></figure>



<p>私がTwitter（あえてこう書く）でフォローしているアカウントの中には「地方の本屋さんのアカウント」が結構ある（ちなみにカフェやコーヒーやさんも結構ある）。なかなか行けないだろうけれど、ちょっと面白そうな本を紹介しているお店や、たまにあげられる店内の写真が面白そうなお店、なんとなくフォローしている。友人が旅先で訪ねた書店や、離れた土地に住む友人の地元のおススメ書店なんかも気に入ったらブックマーク。普段の生活では、何百キロも離れたどこかでやっている素敵な本屋さんは、夢の中のようなもの。へー、コーヒー飲めるんだ。あそこの近くに行ったことあるけど、そのあとできたんだな、なんて思いながら見ている。</p>



<p>だから、出張！ってなると、一応地元っぽい「文房具やさん」「本屋さん」は検索しておく。ちなみに新潟で万年筆ってなるとおそらく「<a href="https://bungukan-takizawa.com/">文具館タキザワ</a>」さんだと思うのだけど、今回は車がないので諦め。以前行ったときはレンタカーを借りたので、タキザワさんと、<a href="https://tsubamecoffee.com/">ツバメコーヒー</a>さんに行った。どちらも素敵なお店で、面白かった。そう考えると昔から、TLのお気に入りをチェックして出張に臨むというのはいつものことだったか。</p>



<p>でもあんまり期待してはいけない。<br>というのも、そういうお店は結構駅から離れたところにあったり、開店している曜日が少なかったり、開店時間が短かったり、仕事のついでに寄るには難しいところが多いのだ。大きい本屋さんをぶらつくだけでも結構楽しい。たどり着けたらラッキーぐらいのこころもちで。</p>



<p>今回出る前にチェックしていたのは「<a href="https://x.com/kitashoten">北書店</a>」さんだ。</p>



<p>場所は大体わかって、歩けないことはない（灼熱地獄だけれど）。<br>なんとなくバス停もわかるから、帰りもなんとかなりそうだ。<br>ふっと空いた時間に、行ってみることにした。日傘をさして、橋をわたっててくてくと。<br>私のiphoneのgoogle mapはちゃんと連れて行ってくれた。<br></p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="768" height="1024" src="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/coffee2025-7-768x1024.jpg" alt="" class="wp-image-3484" srcset="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/coffee2025-7-768x1024.jpg 768w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/coffee2025-7-225x300.jpg 225w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/coffee2025-7.jpg 800w" sizes="auto, (max-width: 768px) 100vw, 768px" /></figure>



<p>お店に入る前に傘をたたむ。ビルの通路ようなところにあるから、入る前に並べてある料理の本を眺める。見たことないのあるぞ。ちょっと期待が膨らむ。暑くてどこか喫茶店で一服してから本屋に行こうかとおもっていたのに、そんなのすっかり吹っ飛んでいる。ガラス戸を押してお店に入ると、なんか焼きそば？みたいな匂いがした。遅いお昼かな、おいしそうで嫌な感じはしない。久しぶりにのんびりのんびり、本棚をみた。持ってる本も多いから、好きなラインナップかもしれない。懐かしい音楽がかかっている中、本当にじっくりじっくりはじからはじまで棚を見た。おもったよりずっと広い本屋さんだった。</p>



<p>お料理の本か食べ物エッセイの本でも買うかなあと思っていたのに、手に取っていたのは旅行記と庭の写真集。旅先って旅行記を読みたくなる不思議。写真集重いよなあでも買うなら今だよなあ。あっさりその2冊を買って、ニコニコと店を後にした。すし詰めのバスで駅に戻ったけど、本の袋をもってずっとニコニコしていた。</p>



<p>文庫の旅行記を一冊持ってビアバーのハッピーアワーでお腹を満たし、なかなか幸せな一日の締めくくりだった。</p>



<p>こんな時間のために、また次の機会を楽しみに遠く離れた本屋さんをまたブックマークしようと思う。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><a href="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/coffee2025-8-scaled.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="683" src="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/coffee2025-8-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-3486" srcset="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/coffee2025-8-1024x683.jpg 1024w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/coffee2025-8-300x200.jpg 300w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/coffee2025-8-768x512.jpg 768w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/coffee2025-8-1536x1024.jpg 1536w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/coffee2025-8-2048x1365.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></a></figure>
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		<title>【微熱日記】ゴールデンエイジ：鳥を保護する日々</title>
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		<dc:creator><![CDATA[petitnama]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 27 Jul 2025 15:05:04 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[Story from Photo]]></category>
		<category><![CDATA[微熱日記]]></category>
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					<description><![CDATA[<div class="entry-summary">
TwitterがXになってもう２年だ（Wikiによれば2023/7/24からXになったらしい）。 昔のTwitterが好きで、Xに変わった時は、なんじゃそりゃセンスのない名前は！お金持ちだけは無茶が許されるというのは、な&#8230;
</div><div class="link-more"><a href="https://neweverythingchips.com/archives/3440" class="more-link">Continue reading<span class="screen-reader-text"> &#8220;【微熱日記】ゴールデンエイジ：鳥を保護する日々&#8221;</span>&#8230;</a></div>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>TwitterがXになってもう２年だ（Wikiによれば2023/7/24からXになったらしい）。</p>



<p>昔のTwitterが好きで、Xに変わった時は、なんじゃそりゃセンスのない名前は！<br>お金持ちだけは無茶が許されるというのは、なんとも夢のないことよと思っていた。<br>その後もびっくりするようなルールの変更がいっぱいあって、同じ人が集っているはずなのにあっという間に別の物になっていった。</p>



<p>愛着のある鳥のマークが惜しくて、あれからずっとiPhoneのアプリを更新しないでいる。<br>セキュリティ的によろしくないのは重々わかっているのだが、最近の荒れ果てたXを見ているとなんとなく変えがたくて自動アップデートを切って地味に手動でアップデートしていた（他のアプリを手動での意）。が、ついにこの表示↓が出た。別に使えないわけではないけど、結構この表示が出るまでかかったな、というのが正直な感想だ。（Windowsみたいにアイコンを指定できないんだろか）</p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-medium"><img loading="lazy" decoding="async" width="300" height="281" src="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/img_5264-1-300x281.jpg" alt="" class="wp-image-3444" srcset="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/img_5264-1-300x281.jpg 300w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/img_5264-1-1024x960.jpg 1024w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/img_5264-1-768x720.jpg 768w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/img_5264-1.jpg 1125w" sizes="auto, (max-width: 300px) 100vw, 300px" /></figure>



<p>アップデートしていないからといって、昔のツイッターのままになるわけではなく、ただの馬鹿馬鹿しい感傷なのだが、手動アップデートを２年もやってる自分に呆れるばかりだ。</p>



<p>こういう過去を美化してしまうことは仕事でもよくあって、さらに良くないのはその戻れない過去の栄光をつい、形から再現しようとしてしまうことだ（自省をこめて）。</p>



<p>特に自分の修行時代に、所属していた部署や組織が黄金期とも言われるいい時代を過ごしてしまうと（おまけにその時の業績で生き残ってくると）、独立以降現在の状況がきつくなってきた時に、あの黄金時代をもう一度ということになる。</p>



<p>自分と上司の年齢関係や、組織での立ち位置、同時期にいるライバルたちとの人間関係やその当時の風潮……いろんなものがあって「いい時代」というのができているのだと思う。それを再現しようと、同じ感じのアクティブな人を集めてきて、さあいい時代の再開だ……とはならないのだ。もちろんその時代の色々は手がかりにはなるけれど、形を整えて自然な科学反応を待つというのは大概うまくいかない。海水に雷を落としたってそうそう生命は誕生しないのだ。意図してあるいは意図せぬそういう試みが不発に終わるのをたくさん見てきた。もちろんその効果は潜在的には将来にポジティブに働くこともあるだろうけれど、狙ったような効果はなかなかみられないものだ。そのひとつの要因は、下っ端（使われる人）の視点でみた印象を、自分が管理職の視点に立った時に当てはめてしまうせいなのかなと思う。接待でお爺さんたちの武勇伝を繰り返し聞かされるせいもあるかもしれないけれど。</p>



<p>もっと小さいところで言うと、昔やってうまくいっていた手法にこだわるのも同じこと。この辺になると自分にブーメランもいいところなので、そろそろやめるが、居心地が悪い時には今に起点を移動して再構築しなくてはいけない。ちょっとザワザワするけれど。</p>



<p>今更XのルールをTwitter時代に戻したところで、おそらくTLは昔の通りになるわけではない。去ってしまったアカウントも多いし、昔のTwitterが今求められているかというとそれも違う気がする。</p>



<p>そんなわけで、ちょっと再構築を模索して久しぶりにblogを書いてみている。<br>そろそろ鳥を手放す時が近いのかもしれない。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><a href="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/coffee2024-95-scaled.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="683" src="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/coffee2024-95-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-3461" srcset="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/coffee2024-95-1024x683.jpg 1024w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/coffee2024-95-300x200.jpg 300w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/coffee2024-95-768x512.jpg 768w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/coffee2024-95-1536x1024.jpg 1536w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/coffee2024-95-2048x1365.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></a><figcaption class="wp-element-caption">去年書いた鳥を思い出したので</figcaption></figure>



<p></p>
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		<title>【微熱日記】ストレッチショートニングサイクル</title>
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		<pubDate>Thu, 17 Jul 2025 09:12:05 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[Story from Photo]]></category>
		<category><![CDATA[Travel]]></category>
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					<description><![CDATA[<div class="entry-summary">
例によって１年ほど、下書きを３つ４つ積んで、アウトプットのない期間。失礼をば。またしばらく思いつきで少し書くつもり。よければお付き合いの程。 久しぶりに海外に行ってきた。最繁期の仕事の合間を縫ってだし、基本的に仕事だから&#8230;
</div><div class="link-more"><a href="https://neweverythingchips.com/archives/3406" class="more-link">Continue reading<span class="screen-reader-text"> &#8220;【微熱日記】ストレッチショートニングサイクル&#8221;</span>&#8230;</a></div>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>例によって１年ほど、下書きを３つ４つ積んで、アウトプットのない期間。失礼をば。またしばらく思いつきで少し書くつもり。よければお付き合いの程。</p>



<p></p>



<p>久しぶりに海外に行ってきた。最繁期の仕事の合間を縫ってだし、基本的に仕事だからさほど楽しめたわけでもないが、それでもなにか薄皮が剥けたというかカサブタが剥げたというかそんな気持ちになった。だからきっと行ってきてよかったのだろう。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><a href="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/Travel-3-scaled.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="683" src="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/Travel-3-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-3417" srcset="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/Travel-3-1024x683.jpg 1024w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/Travel-3-300x200.jpg 300w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/Travel-3-768x512.jpg 768w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/Travel-3-1536x1024.jpg 1536w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/Travel-3-2048x1365.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></a></figure>



<p>行く、と決めてから実際に出発するまで、なんだかよくわからないがずっと緊張状態だった。ずっと浅い呼吸ですごしているようなそんな感じ。それこそ世界との間に薄い膜があるような。</p>



<p>難しいだろうなあという予定でも手帖に書いておけば叶う確率が上がる、という話が頭にあって、日付のわかっている行けたらいいなあというイベントは手帖に書くことにしている。この旅の予定は去年の秋ごろに書いたのを憶えている。様々な予定が年度を超えて入っていく中で、その１週間は春まで空白を守り切った。前後はそのしわ寄せで予定だらけだ。そうなってもまだ迷っていた。行っていいのだろうか。</p>



<p>簡単に踏み切れなかった一つの理由は飛行機代だ。時期のこともあって、自分が許容できる値段の倍近い値段。払えないわけではないけれど、こんなバカみたいな値段を払ってまで行くべきか。それなのに残席はあと２！それ以外にもくだらない行かない理由が頭にたくさん思い浮かんでいた。家族や友人は是非行ったらいい、無理がないのなら行くべきだと言ってくれていた。結局自分が自分に許可が出せていなかったわけだ。なんとなく今の自分に納得がいっていなくて、それなのに行っていいのかと。そう考えると「行きたい」とは思っていたのだ。</p>



<p>とはいえ、戦争・感染症・自然災害、今日の旅行可能地域は明日行けなくなるかもしれない。この５年はそれを感じるのに十分な時間だった。山ほど浮かんだ不安を振り落として、予約のボタンを押した。ツアーではないので、飛行機・宿・そのほかのチケットはすべて自分で押さえるわけだが、ひとつひとつ決めることがかなり大変だった。大丈夫だろうか？本当に無事にたどり着ける？</p>



<p>よく考えてみれば、別に言葉も困らないし、最悪お金さえ何とかなればその手の失敗は挽回できる。言葉もお金も困っていた若いころにはまったくそんな不安がなかったのに、不思議なものだ。やっぱり年を取ったのだなあ。チャレンジがストレスになるあれ。そんな風に出発前は思う様になっていた。</p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-large"><a href="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/Travel-1-scaled.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" width="683" height="1024" src="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/Travel-1-683x1024.jpg" alt="" class="wp-image-3407" srcset="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/Travel-1-683x1024.jpg 683w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/Travel-1-200x300.jpg 200w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/Travel-1-768x1152.jpg 768w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/Travel-1-1024x1536.jpg 1024w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/Travel-1-1365x2048.jpg 1365w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/Travel-1-scaled.jpg 1707w" sizes="auto, (max-width: 683px) 100vw, 683px" /></a></figure>



<p>実際に成田に行って飛行機に乗って、12時間のトランジットをやり過ごして、ほとんどの恐れていたことは起きずにスムーズに現地にたどり着いた。ホテルまで徒歩10分が石畳にスーツケースがはまって大変だったことを除けば、ほぼ何も起きなかった。電車が人身事故で止まったりしなかったし、スカイライナーの乗り換えにも手間取らなかったし、バッグドロップで行列はなかったし、トランジットで泊る空港近くのホテルも簡単にたどり着けて、変な時間ながらご飯も食べられた。飛行機も遅れなかったし、ロストバゲージもなかった。なんでそんなに色々心配していたのだろう……って全部経験したことがあるからだ。ちなみに帰りは飛行機が遅れたので、空港の中を少々走った。</p>



<p>そういえば、帰るつもりで空港にいったら飛行機がキャンセルになっていて、慌てて空港の近くのホテルに泊まったとか、飛行機が間に合わなくて到着空港が変わって荷物がロストしたとかそれなりに色々あったのに、そしていつも何とかなっているのに、なんでそんなに心配だったのだろう。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><a href="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/Travel-4-scaled.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="683" src="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/Travel-4-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-3421" srcset="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/Travel-4-1024x683.jpg 1024w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/Travel-4-300x200.jpg 300w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/Travel-4-768x512.jpg 768w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/Travel-4-1536x1024.jpg 1536w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/Travel-4-2048x1365.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></a></figure>



<p>帰ってきてしわ寄せで詰め込まれていたいくつかの仕事をかたづけて、息をはいた今思うのは、結局がっちがちでゆとりがなかったんだろうなあ、ということだ。ジャンプをするときに曲げる膝がかたまっていて「ため」が作れなかった。</p>



<p>考えてみればコロナのころに「この特別な時期を乗り切れば」と全力で走ってきたのをシフトチェンジできずに来た。仕事は倍増してそのままになり、自分の仕事が進まないこと、関連する権利をないがしろにされること、それ以外の仕事はやって当たり前の仕事になり、もうちょっともうちょっとと無理押しが続いていた。去年の今頃、家族が入院してさらにシフトアップせざるを得なかった。物理的に難しい会合も時間外にオンラインで開かれたりする。明るいうちに家に帰れたことって最近ないよな。なんとなくずるずると来たけど、ちょっとここらで考え直さねば。</p>



<p>不安は仕事や作業をいっぱい連れてくる。不快なことが起こる予感は曲げる関節をこわばらせる。「嫌な顔をされた」ということより、「結果としてうまくいった」という方を受け取りたいのに、それがなかなかうまくいかないのは、自分がゆとりをもって仕事をしていないからだろう。頭でわかっていても身体が緩んでくれない。私にとっては旅こそゆとりを作るものの一つのはずなのに。</p>



<p></p>



<figure class="wp-block-image size-large"><a href="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/GTdsFj0bwAAVsWj.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="1024" src="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/GTdsFj0bwAAVsWj-1024x1024.jpg" alt="" class="wp-image-3424" srcset="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/GTdsFj0bwAAVsWj-1024x1024.jpg 1024w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/GTdsFj0bwAAVsWj-300x300.jpg 300w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/GTdsFj0bwAAVsWj-150x150.jpg 150w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/GTdsFj0bwAAVsWj-768x768.jpg 768w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/GTdsFj0bwAAVsWj-1536x1536.jpg 1536w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/GTdsFj0bwAAVsWj-2048x2048.jpg 2048w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2025/07/GTdsFj0bwAAVsWj-448x448.jpg 448w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></a></figure>



<p>江國香織の「旅ドロップ」にたくさん旅をすることについてこんな話が出てくる</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p>誰かが亡くなった場合、その人が生前によく旅をした人だと、残された人たちにはなぐさめになると私は思う。すくなくともたくさんの場所に行き、たくさんのものを見たのだと思える。だから、将来私を見送ってくれる人たちにそう思ってもらうためにもたくさん旅をしたい、と書いたら都合がよすぎるだろうか。</p>



<p></p>
</blockquote>



<p>今回の旅は行きはアラスカの脇をとおって、グリーンランドの上を通り、帰りはウクライナより下、シリア・イラクよりは上を通り成田に戻ってきた。帰りのフライトマップをみながら、本当に細い道が通っている現状なのだなと思った。よく旅をする人になるのもなかなか大変な時代になってきたけれど、自分の膝を緩めるためにも、これからも色々と理由をこじつけて旅をすることにしよう。</p>



<p></p>
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		<title>【微熱日記】昼食改善計画</title>
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		<dc:creator><![CDATA[petitnama]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 18 Jun 2024 14:02:03 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[Food & Drink]]></category>
		<category><![CDATA[Story from Photo]]></category>
		<category><![CDATA[微熱日記]]></category>
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					<description><![CDATA[<div class="entry-summary">
これからの人生できるだけまずいものを食べない決意をした、という友がいる。これから残りの食事の回数を考えたら、適当なものを食べるのが嫌になった、という訳だ。彼女と出かけるときはちゃんとしたレストランを予約しておくことが多い&#8230;
</div><div class="link-more"><a href="https://neweverythingchips.com/archives/3305" class="more-link">Continue reading<span class="screen-reader-text"> &#8220;【微熱日記】昼食改善計画&#8221;</span>&#8230;</a></div>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>これからの人生できるだけまずいものを食べない決意をした、という友がいる。これから残りの食事の回数を考えたら、適当なものを食べるのが嫌になった、という訳だ。彼女と出かけるときはちゃんとしたレストランを予約しておくことが多いし、確かに美味しいものを食べながら話をするのは至福だ。</p>



<p>そういう友に付き合うぐらいには食べ物に興味がある方だと思うが、このところ昼食が食べにくく感じる様になった。こう書くと病のフラグのようで嫌なのだが、昼休みに自分の胃と相談すると、「それは気が向かないな～」という選択肢ばかりなのだ。</p>



<p>現在の職場の昼食事情は、</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>社食（近いが、ちょっと胸焼け気味の定食あるいはカレーか麺類、安い）</li>



<li>外食（食べたいものはあるが、遠い、それなりの価格）</li>



<li>コンビニ（近いが、お弁当が苦手。<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/1f359.png" alt="🍙" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />かサンドイッチ。ちゃんと食べようとすると意外と高い）</li>



<li>自分で弁当もってくる（移動なし、食べたいもののみ、安いがなかなか続かん）</li>
</ul>



<p>のどれかである。経済的なことを考えると社食で毎日がベストだが、食べたいものがない。外食は現在のオフィスが山の上にあって、下山しないとありつけないので、忙しい時と時間がずれてしまったときは使えない。弁当もそうそう頑張れないとなると、コンビニということになるわけだが、コンビニ弁当は昔から苦手だったのに加えて、最近<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/1f359.png" alt="🍙" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />が美味しく感じられなくなった。</p>



<p>以前は赤飯おにぎりとパリパリの海苔の梅とか鮭とか与えて置けば喜ぶ、お手軽な胃だったのだが、最近なんか美味しく感じられない。コンビニ各社が毎年スゴイ勢いで商品開発して、年々スゴイおにぎりになっているのはわかっているのだが、口に残る味とか思い出すと手が引っ込む。時たままじめにサラダとパンとスープ、ヨーグルト＋野菜生活という「あすけんの女」がホメてくれそうなものを買ってみたりするけれど、あっと言う間に1,000円オーバー。なんかこう美味しい・食べたい！というものでもないのにその値段は払いたくない。</p>



<p>こうなると自分で弁当持ってくるのがベストなのだが、まあ疲れて帰ってきて弁当のことなんて考えてないし、残り物つめた弁当はそれはそれで嫌になることは経験上わかっている。</p>



<p>タイトルどおり、昼飯なんとかしたいと思って書き始めたわけだが、すでに今週は水曜日、３日ともコンビニ飯だ。そして、本日はなんとカロリーメイト0.5箱。駄目すぎだろう。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="321" height="9" src="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2023/06/b_illust_47_3S.png" alt="" class="wp-image-3282" srcset="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2023/06/b_illust_47_3S.png 321w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2023/06/b_illust_47_3S-300x8.png 300w" sizes="auto, (max-width: 321px) 100vw, 321px" /></figure>



<p>この上の部分の文章を書いたのは約ひと月前だと思うのだが、色々あって現在、事情が一変した。</p>



<p>上の文を書いていた時は結構仕事が忙しくて、この山を越えれば～と思いながら毎日をすごしていた。やりたい仕事ばかりではないので、ストレスも抱え気味だったのだが、気がつけば美容院、歯医者、自分の手入れその他が段々遠のいていっていっていた。今から思えば、ごはんが美味しくない時点で本当は立ち止まって考えなきゃいけないほど疲れとストレスが溜まっていたわけだ。</p>



<p>少々面倒な報告書の提出が必要な仕事があって、「それが終わったら旅行に行こう。有給取るぞ、たぶん代休で済んじゃうけど。チケットもとった。なんか歯がぐらぐらしてる気がするから、旅行から帰ったら歯医者にも行こう」そう思っていた。</p>



<p>家人が体調をくずした。ちょっと普通じゃない感じだ。これが報告書提出期限３日前。</p>



<p>ここから、怒涛の展開ですべての予定は吹っ飛び、気がつけば歯が痛すぎて、ゼリーとおかゆを飲むしかできなくなり、家事のワンオペが待ったなしでやってきた。報告書はゴメンナサイして締め切りを３日のばしてもらった。</p>



<p>最初に思ったのは気力のぎりぎりまで仕事してちゃいかん（ましてや好きな仕事じゃないのに）、だった。余力がないと突発的なトラブルに勝てない。</p>



<p>キリが付いたところで、歯医者に駆け込んだ。あー、もう土台がないからねーとあっさり抜かれた。麻酔かかってるから食べるのは２時間たってからね、といわれて家路につきながら、まだ舌が痺れ気味のうちから「さて何を食べようか」と考えていた。食欲が戻ってきていた。ちなみにその日は焼きそばを作ってガツガツ食べた。</p>



<p>この歯痛によるユルイ断食みたいな期間が効いたのか、食べられるようになったら食べたいものがはっきりしてきた。だから自炊もさほど問題なく、ご飯炊いて味噌汁つくって暮らしている。弁当も、スープジャーに残った味噌汁を熱々でいれておくだけで、結構なんとかなるもので、作り置きとの組み合わせで、食べたいものを好きなように食べている。</p>



<p>というわけで、結局のところ「食べたいものがわからなくなった」のが上の文を書いていた時代の最大の問題で、ぐたぐた書いた割にはしょうもないオチであった。</p>
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		<title>【微熱日記】おいしいキュウリはトゲがとがっているが、トゲがとがっているキュウリは美味しいかはわからない</title>
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		<dc:creator><![CDATA[petitnama]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 10 Jun 2024 03:42:04 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[Food & Drink]]></category>
		<category><![CDATA[微熱日記]]></category>
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					<description><![CDATA[<div class="entry-summary">
今日は【微熱日記】。他愛もないつぶやきをぼそぼそと（長くなっちゃった）。 ここ数年同じテーマで書こうとしてかけずに下書きが溜まっている。書きかけた原稿のタイトルは「食べ慣れるということ、好物の解像度」「ルールと最適化」「&#8230;
</div><div class="link-more"><a href="https://neweverythingchips.com/archives/2998" class="more-link">Continue reading<span class="screen-reader-text"> &#8220;【微熱日記】おいしいキュウリはトゲがとがっているが、トゲがとがっているキュウリは美味しいかはわからない&#8221;</span>&#8230;</a></div>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>今日は【微熱日記】。他愛もないつぶやきをぼそぼそと（長くなっちゃった）。</p>



<p>ここ数年同じテーマで書こうとしてかけずに下書きが溜まっている。書きかけた原稿のタイトルは「食べ慣れるということ、好物の解像度」「ルールと最適化」「裏か表か」そして今回のこのタイトル。どうやら自分はこれらの原稿で基本同じことを書こうと思っているらしいのだけど、途中でうまく言葉にならなくて投げ出している。たぶん「評価」がキーワードだ。結果としてもういくつか書くかもしれないが、今の時点で言葉にできるところを書いてみようかと思う。迂回は多いと思うが、誤解をおそれずに。</p>



<p>ちなみに、色々書いているが、農家の方や品種改良の努力に文句をつけているわけではないのは、あらかじめ言っておきたい。</p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="321" height="9" src="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2023/06/b_illust_47_3S.png" alt="" class="wp-image-3282" style="width:321px;height:9px" srcset="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2023/06/b_illust_47_3S.png 321w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2023/06/b_illust_47_3S-300x8.png 300w" sizes="auto, (max-width: 321px) 100vw, 321px" /></figure>



<p>キュウリは好きな野菜だと思う。「思う」の部分は最近美味しいものに出会うことがまれだからだ。こういうと、「最近のトマトは青臭さがない」と嘆く先輩方のようで、美化される記憶と比較される現在の問題にも聞こえるが、そうではない。「美味しそうに見える」キュウリはいっぱい売っている。あ、「そうではない」、でもなく製品の均質化・質向上という意味では、青臭いトマトと同じ話かもしれない。</p>



<p>なんかよくわからんことを言っている自覚はある。言いたいのは要はこういうことだ。</p>



<p>（昔）色々ある中でトゲがとがっているキュウリを選ぶ　⇒　他より美味しい気がする</p>



<p>（今）ほとんどのキュウリがとがったトゲを持っている　⇒　結構ハズレを引く</p>



<p>最近はどうかわからないが、小さいころ母に買い物に連れられて行くと、美味しい野菜、まあそれは大概新鮮な野菜を意味するのだが、の見方を教えられた。キュウリはトゲがしっかりしているもの、キャベツはもってみて重いもの、なすはヘタの先の部分が長いものー古いものはしぼんだ部分を見栄えのためにカットするからどんどん短くなる、等、ある種の特徴抽出の手がかりだ。ただし、この際に美味しかった・美味しくなかったのフィードバックは来ない。母がいつも自分で選ぶからだ。母の中ではルールと結果の関係はブラッシュアップされていたと思うが、自分で料理をしない時代の私にはその点は共有されていなかった。この時点では「キュウリはトゲのしっかりしたものを選ぶべし」というルールだけが私の頭に残った。</p>



<p>初めて自分でお金も含めて買い物と料理をコントロールするようになったのは、海外で暮らし始めたときだった。知らない野菜、同じ名前の違う野菜。キュウリは日本でみたものの３倍ぐらいのサイズで、水分も表面を触った感じも全然違っていた。トゲもほぼない。一回の食事ですべて使い切るのは無理で、冷蔵庫のなかで少々しなびていくキュウリをなんとか食べることを模索していた。ここでは見た目と状態・味・買ってきてからの鮮度のもちなど、昔の記憶を参考になんとかオリジナルのルールを作るしかない。この時は自分なりに見た目と味の関係がうまくとれていたような気がする。</p>



<p>それから帰国して紆余曲折あり、今は完全に自炊していた時代に比べれば、ほとんど台所のコントロールを手放しているのだが、週末の買い物だけは運転手として出かけるので、週末の料理と買い物から感じたのが、上に書いた（昔）と（今）だ。</p>



<p>ちなみに、わりと最近のネットの「美味しいきゅうりの見分け方」を検索してみたが、やはり、「トゲがしっかり」「表面に張りがある」「まっすぐ」で、基準は新鮮であることだった。このルールに変更はないようだ。キュウリのあく抜きの話もよく聞くが、昔はそんなことしていなかったし、今感じている変化とはちょっと違う話だと思っている。</p>



<p>ハズレをひきまくった我が家はどうしたか。キュウリの食卓への出現頻度が下がった。なにせ、美味しそうなマグロを見つけたから、キュウリもみで．．．あれ？みたいなことが続くと、もったいないから刺身で食べたいとなるわけだ。とはいえ、キュウリは好きなのでできれば普通に食べたい。<br>　そこでハズレと感じたキュウリの特徴を考えてみた。見た目新鮮なのだが、切ってみると種が大きくて時間がたってしまったような感じの中身、みずみずしさがなくズッキーニみたいな均質な見た目と食感、やっぱりあくっぽさは強いきがする、塩もみにしたときに滑らかでない。うーん、これは結局「<strong>新鮮そうな外見を保つのが長いキュウリ」</strong>なんじゃないだろうか。試しに近所のJAで朝取りのキュウリを買いに行って食べてみたら比較的ハズレがなかった。「新鮮である」が「美味しい」と比較的イコールである関係は保たれているようだ。</p>



<p>まあ、商売や農業について全くわからない私の感想なので、ただのつぶやきにすぎないのだが、結局のところ「売れること」「管理のしやすさ」のために「美味しそうな外見」が「味」よりも優先された結果なのかなあと思ったわけだ。まあ、お客さんのニーズに細かく応えるよりも効率化を軸にしないとやっていけない現代の一部に過ぎないのだろう。</p>



<h3 class="wp-block-heading">基準の意味するところ</h3>



<p>長々とキュウリの話を書いたが、ここで気になっているのは「基準」「ルール」から逆算されて作りだされるもの、ということだ。新鮮なキュウリの特徴を基準にして買い物をする（その場では食べられないから）から、この特徴を目指して製品を作る。この場合、商品が新鮮である・味が良いとしても、見た目がこの特徴でないと売れないのだからそうなる。選んでいる人が客なのか、店の人なのか仲買なのかはよくわからないけど。</p>



<p>こういう目的（ゴール）から作られたルール（あるいは評価）が、途中で目的に成り代わった結果、最初の目的に見合わない、あるいは逆の効果を生んでしまうということは結構ある。ぱっと思いつくのは、受験勉強だ。おそらく入学試験というのはこのぐらいの学力（全般的な意味で）の人はこのぐらいの問題を解けるであろう、あるいは最低限このくらいの問題が解ける人なら大学の授業について行けるだろうということで問題を設定しているのだろうと思うが（すくなくともその意義としてはね）、「その問題に正解を書く」ことが目的に成り代わった結果、受験科目に出ない科目はやらない（とにかく大学には入れたらいいので、世界史とかいらんみたいな）、出題されないものはやらない、そして究極的には解答できさえすれば本人が中身を理解する必要がない、というレベルに到達している気がする。まあもちろんこれはキュウリの場合と一緒で、「売れないことには始まらない・とにかく売れたらいい」「入学できないことには始まらない・入学しさえすればなんとかなる」という、作り手や学生からみた目標から考えれば合理的ではあるのだけれど、その結果は決して幸せなものになっていないと私は思う。まあ逆に考えれば、「美味しい野菜をを届けたい」「大学生として学びを深めたい」では済まない苛酷な競争が作り出しているといえばその通りなのだが、そこはぐっと踏みとどまってなんとか目的の共有は出来ないのだろうか、と思ったりするのだ。だって、大学に入ってから「その勉強方法は大学では通用しないと思ってください」と言われるものを何年もかけて詰め込んでいく（そして人によってはそこから脱却できない）なんて、誰にとって意味のあることなのだろう。受験勉強していたので、本が読めないとか、よくわからない。</p>



<p>なんとなくこの手の問題を考えるときに浮かぶのは近江商人の「三方よし」の考え方なのだが、</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p>近江商人がつちかってきた商いの精神「三方よし」。「売り手によし、買い手によし、世間によし」すなわち、「三方よし」。</p>



<p>その意味は、「商いというものは、売り手も買い手も適正な利益を得て満足する取り引きでなければならない。そして、その取り引きが地域社会全体の幸福につながるものでなければならない」という共存共栄の精神を表しています。</p>
<cite><a href="https://e-omi-muse.com/omishounin/about6.html">https://e-omi-muse.com/omishounin/about6.html</a>　近江商人とは　家訓　東近江市近江商人博物館より</cite></blockquote>



<p>こういうことって普通にうまくできないもんなんだろうか。まあ「世間」をどこに設定するかが共有できないという問題は常について回るとは思うし、教育に消費者の概念は入れたくないのだけれど。</p>



<h3 class="wp-block-heading">ルールが生み出すもの</h3>



<p>法律はちゃんと勉強したことがないので、何を言っとるのかぐらいのレベルの話かもしれないが、自分の身の回りぐらいのお話でもルールとは難しいものだなと思う。これまでの５年ほどの間、パンデミックのせいで、ものすごいたくさんの新しいルールが生み出された気がする、公的にも私的にも。その中でなんどとなく話題にあがったのが「下手にルールを作ると、そこまではいいと思う人がいるので、作らない方がいい」という話だ。またこの話と表裏一体な気もするが、なぜそれをしてはいけないのか？の問に「〇〇という法律があるから・内規があるから」という答えで満足してしまう人にも良くであう。もちろん一面的にはそれであっているのだけど、本当にそれでいいのだろうか。</p>



<p>　ルールというのは自由という問題と大きくかかわっていると思っている。まあ様々な人々ができるだけ幸せに自由に暮らしていくためのルール。だから罰則や制限が生じる条件は、私たちがちょっと嫌だなと思うレベルからすればかなり先の方の重篤な事象に関連づけられて設定されている。また場合によって単純な事実関係だけではルール適用が難しいので、ルールの「運用」という問題が生じる。権力の行使の決定に関して専門家の判断が必要なグレーゾーンが生じてくる、簡単に自由の制限をされても困るのでこれはもちろん大事なポイントだ。つまりよくはないが罰するほどではない、などの状況があるはずなのだが、「ルールのぎりぎりのラインを狙うのが正解」「○○は駄目、ということはそれ以外は良い」という解釈をする人が少なからずいる。なぜこのルールが作られるに至ったか、このルールの目指す大きな目標は何かという文脈がその行動にはない気がする。もちろんあえて、わかっていてそれをしなくてはならない時というのもあるのだが、この「わかっていて」というのが大事なところだと思う。</p>



<p>だから何かというと「ルールを作りましょう」とか「管理の方でルールを作ってください」といいだす人はちょっと苦手だ。これまで自己の判断で自分なりの文脈に沿って判断して行動しているところにルールを入れると、目的や成り立ちを無視して全面的にルールを押し出して横車を押そうとしてくる人が出てくる。確かに、目もあてられないようなひどいことをやってしまうひとを抑えるために、そしてそのことを意識してもらうためにルールを作らねばならないことはある。あと差別している側が気が付いていないケースでも。しかし、ルールを安易に求める人の言い分は「ちょっと自分が不便だから」というパターンが多い気がする。特にちょっとしたコミュニケーションが求められている場面。「あの人だけ、こういう作業をしてもらっているのは不公平だから、みんながそうしてもらえるようにしましょう（頼んだことないよね）」「どちらから計画を立てるかが決まっていないと声をかけずらいので、上が決めて知らせる形にできないか（そちらからお話を持ち掛けてはいかがでしょう）」さほどすごいことではなく、ささいなこれまでの人間関係やちょっとした気遣いで成り立っているものを、ルール化したいというのは、ちょっとがんじがらめで不自由だなと思う。おまけに目的は「手段」そのものなので、同じようなケースで自分が求められる側になるとそれはルールになっていないから断ったりする。</p>



<h3 class="wp-block-heading">自由は厳しい社会なのかもしれないけれど</h3>



<p>こういう風に書いてみると、なぜそのようなルールができたのか知っておけというのは、ある意味厳しい社会なのかなとも思う。みんな自分で考えて、自分で決めて。そんなことやってられないからルールとか基準が必要なのでしょうと。まあある意味海外ではじめてキュウリを選ぶようなことを毎回やっていくのは興味のない分野においてはなかなか骨の折れることだろう。過剰に文脈を読みすぎて忖度なんてことが起きているのも事実だし。でも自分にとってルールや評価の後ろにあるコンセンサスが大事なもの、についてはやっぱり一度その意味を考えてみるといいのではないかなと思っている、人生が色々ままならないのは承知の上で。<br></p>



<p>我ながらメンドクサイことを随分長いこと考えていたんだなあ。</p>



<p></p>
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		<title>「夏葉社日記」と「長い読書」</title>
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		<pubDate>Wed, 08 May 2024 08:41:51 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[<div class="entry-summary">
ゴールデンウィークにようやく手に入れた「夏葉社日記」と「長い読書」を読んだ。 ようやく手に入れた、というのは「夏葉社日記」は著者の秋峰善さんがご自身の出版社をたてて作った本で、どこの書店でも並んでいるというわけではないか&#8230;
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<p>ゴールデンウィークにようやく手に入れた「夏葉社日記」と「長い読書」を読んだ。</p>



<p>ようやく手に入れた、というのは「夏葉社日記」は著者の秋峰善さんがご自身の出版社をたてて作った本で、どこの書店でも並んでいるというわけではないからだ。実を言えば中身については秋さんがnoteで連載されていたので、既にある程度は知っていた。それでも素敵な青い装丁に、おそらく自筆であろう万年筆で書いた題字をみて（そして小さなハードカバーというのにも惹かれて）手に入れたいと思ったのだ。</p>



<p>このところ、読んだ本について書くということをしていなかったし、多分に書評というよりは、本を読んだことで喚起された自分の記憶についての話になるだろう。思いついたことを少し書いてみたい。いずれにせよ、2冊とも大変面白かったので、本好き、本屋好きの皆様には是非読んでもらいたいなというのが結論だ。</p>



<h2 class="wp-block-heading">２つの本</h2>



<p>夏葉社という出版社を知ったのは、島田潤一郎さんの「あしたから出版社」の文庫版を手にした時だ。２年程前に何気なく書店で平積みしていたものを手に取った。ひとりでやっている夏葉社をつくるまでと青春の色々が書かれた本で、「長い読書」は島田さんの最新刊である（本自体はみすず書房から）。</p>



<p>「夏葉社日記」は大手の出版社をやめた秋さんが、憧れの島田さんの夏葉社でバイトをする１年間のお話であり、島田さんへの熱烈なラブレターでもある。そして「長い読書」には「アルバイトの秋くん」という島田さんから見た日々（というか島田さんの中で起きていたこと）が書かれた章が入っている。「長い読書」という本自体は、本に関わる島田さんの散文がまとめられたものだ。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><a href="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2024/05/GM7091fboAADsz6-scaled.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="683" src="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2024/05/GM7091fboAADsz6-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-3325" srcset="https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2024/05/GM7091fboAADsz6-1024x683.jpg 1024w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2024/05/GM7091fboAADsz6-300x200.jpg 300w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2024/05/GM7091fboAADsz6-768x512.jpg 768w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2024/05/GM7091fboAADsz6-1536x1024.jpg 1536w, https://neweverythingchips.com/wp-content/uploads/2024/05/GM7091fboAADsz6-2048x1365.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></a></figure>



<h2 class="wp-block-heading">出版されたラブレター</h2>



<p>「夏葉社日記」は上にも書いたが、熱烈なラブレターだ。めくるページめくるページに猛烈な喜びとそれが本当に実現していいのかというおそれがほとばしっている。師匠の一挙一動に注目し、一言をぐるぐると回して色々な角度から透かして、真意をさぐっている。読んでいる方としては筆者の肩越しに秋さんフィルターを通した島田さんの動きを見ながら、秋さんのドキドキや冷や汗を一緒に感じているような読書感だ。</p>



<p>　上の抜書きにも書いたが、編集者への道が開けない毎日から思い切って手紙を出したら、バイトのお誘いが来た、３か月という話だったのが延長の上、本が作れるなんて！とその喜びの爆発が読んでいて幸せなのだ。組織に属して長い（穢れた）身から眺めると、そんなに繊細（というのか感受性が高いというのか）で大丈夫なのだろうかとか、師匠に習う形とはいえそんなに全肯定でいいのか（失礼）などと勝手にハラハラドキドキしながら読むことになるのだけれど、全力で喜んで、全力で反省して、そして最終的には自分で出版社を作って本にまでしてしまうというそのパワーに、恐れ入りましたということになる。</p>



<p>　ただ、もし「あしたから出版社」等島田さんの本を既に読んでいなかったら、ちょっとなんで？というところも多いかなあという気もした。もちろん、そこで島田さんに興味を持ってそこから読むということもセットになっているわけだけれど。「長い読書」のエピソードもこれまでの島田さんの既刊をよんでいることであ、あの人か、とおもうキラリとした瞬間があり、どちらが先でも構わないけれど、まるっと読めるといいなあと思った。</p>



<p>秋さんの本も島田さんの本も、お二人の好きなものへの情熱で満たされている。サッカーしかり、レコードしかり。秋さんの１０冊本屋は、自分は何が好きなのかどうして好きなのかということがはっきりでて、面白いなと思って読んでいた。これは「好きな本を10冊だけ選んで本屋をやりたい」という秋さんの夢が実現した8日間限定の本屋だ。自分が１０冊選ぶとしたら、そもそも１０冊に限定できるだろうか？そしてなぜ好きかなんてじっくり考えたことがあるだろうか。これって最近流行りのひと箱本屋みたいなもので実現できるかもしれない。<br>「長い読書」の島田さんのエピソード（音楽とか絵とか）を見ていると、ちょっとやそっとの好きではない「すべてを制覇した愉悦」みたいなものもちょっと感じる。お二人の表現の仕方がそれぞれで、秋さんが自分の中の気持ちや思いにフォーカスしているのに対して、島田さんは自分の行動と内在するラベルを付けた思考を淡々と積んでいくスタイルのように思う。同じ時間を共有した二人がそれぞれの書き方で自分について書いている、面白いものを読ませてもらった。そういう意味ではお二人の往復書簡でもあるかもしれない。</p>



<h2 class="wp-block-heading">本を読む力</h2>



<p>夏葉社ではお昼に30分本を読む時間というのがある。おまけに1万円まで経費で本が買えるという天国のような会社だ。島田さんの「長い読書」にも毎日少しずつでもいいから本を読む、それが本を読む体力をつけるというのが最初のお話に出てくる。実を言えば、初めて読んだとき「よくわからなくても３０分読む」、「読みはじめたからには最後まで読み通す」というスタイルは怖いなと直感的に思った。島田さんの他の本を読んだ時にも感じたが、自分の本を読むスタイルとまったく違うからだ。もちろん、島田さんのどの本でも、そのように読まねばならないとは言っていないし、すべてそのやり方で読んでいるとも言っていない。おそらく違うことが問題ではなくて、なにか個人的なネガティブな記憶をつつくからかもしれない。<br><br>　私はどちらかというと物心つくころから本を読むことが好きだったし、基本的に読書は快楽のひとつだ。もちろん背伸びしてわかりにくい本にチャレンジしていた時代もあるし、ただ厚いという理由で長編小説ばっかり読んでいた時代もある。しかし、修行のように読む、ということはあまりしたことがない。読めない時はまあそんなもんかなと思って、明日あるいは何十年か後の自分に託す。おかげで、魔の山も読み終わってないし、失われた時を求めてなんて表紙しか見ていない。まあ、それでたぶん読むタイミングを逃してしまった本もあるのだと思うのだけど、そういうめぐりあわせなんだろうなと思っている。<br>　というのも、本に関しては自分が選び取る、というプロセスがないとろくなことにならないという経験が多いからだ。これぐらい読まないとと小学生の自分に父が買ってくれた本、期待に応えようと頑張って読んで、見事に近代日本文学が苦手になった。友人が、家族が、絶対面白いから読んでと渡してきたシリーズ、パラパラとめくってあんまりその気にならなかったのでしばらく置いたら、何故読まないのかとなじられる。まあ自分が読みたい本がいっぱい積んであるのに、気が向かない本を先に読む気にならなかったのだ。これがおそらく読書に関して強いること（その主体がたとえ自分であっても）を嫌う原体験なのだろう。このあたりがきっとチリチリするのだ。</p>



<p>　読む力をつける、というのはきっと本を読みたいと思っているけれど読んだことがない・読める気がしない・何度も挑戦したけど挫折している、そんな人に語り掛けているのだろうと思う。島田さんが本を読み始めるころの話には多くのちょっと拗れてしまったコンプレックスが正直に書かれている。読んでいる本で自分を粉飾する、こんな本を読んでいないなんて、こんな本を読んでいてどう思われるか……。もちろん私も通ってきた道だ。ただ、実際のところ他の人が読んでる本をみて「そんなものを読んでいるのか」なんて思ったことはない。しかし、「そんな本も読んでいないのか」や「くだらない、あまりまじめな本は好きじゃないのか」と言ってきた人はたくさんいる。そしてそれは大抵、修行のように本を読んでいる人たちなのだ。<br>　今思えば、きっと「修行のように本を読もうとして読めなかった人」だったのかもしれないけれど、これがおそらく「わからなくても３０分読む」「最後まで読み通す」にピリッと警戒感を感じてしまう正体のような気がする。本を愛する島田さんや秋さんが、そんなことを言うわけがないのにね。</p>



<h2 class="wp-block-heading">本の話をしたくなった</h2>



<p>お二人の本を読んで、好きな本の話をしたくなった。こうやってネットの片隅から、そっと好きな本についての文を放流する今も、「こんな浅い考えで」、「こんなに何もしらなくて」書いていいのだろうかと戸惑うのだが、とにかくこれが好き、良い！読んで欲しいという強い気持ちがあればそれでいいのかもしれないと思わせてくれる。好きなものの理由を言葉にすると、本から受けとったものを少しこぼしてしまう気がするのだけれど、話している相手から違う言葉をもらうと何かが帰ってくる気がする。久しぶりに本好きの友達と飲みに行って、最近のおすすめを語り合いたい。薦めてくれた本を読むのは遠い先かもしれないけれど。</p>
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