久しぶりのベルリン

久しぶりに仕事で海外に行ってきました。残念ながら観光や買い物の時間がたっぷり取れるわけではありませんでしたが、私なりに久しぶりに違う土地の空気を吸ったなあという大きな気分転換になりました。意外と今回は“その土地らしい食べ物”にはありつけなかったし、写真も撮れないことが多かったのですが、それなりに楽しんできましたので、食いしん坊の旅をここにメモしておきたいと思います。トップの写真は、その時の写真をミニアルバムに貼り付けたモノ。

今回の行き先はドイツ、ベルリン。前回この街に来たのは10年以上前。そのときはまだ学生時代で、イギリス人の同級生と空いてるアパートを格安で借りて夕飯はスーパーで買い物してきて適当なものを作って食べてた。ドイツに来てるのにキュウリのサンドイッチで終わりなのはどうよという私と、お金かかるから外食はイヤだという友人とでケンカしたのをよく覚えている(結局1日だけ外食した)。

今回もさして食べ物の面で恵まれていたわけではないのですが、いつも食べてるものとは少々違ったものを食べたので、覚えておこうかと。

【チーズ】上の写真はホテルの朝食(ビュッフェ形式)のチーズのお皿なのですが、定番ながら、とても熟成具合がよくて美味しかった。オレンジのショームもSaint Alberyも食べやすいフランスのチーズですがいい具合でした。特にブルーチーズがとてもフレッシュでトロトロで本当に美味しかった。フォークできってもボロッとではなくトロっとです。久しぶりに食べたな~という感じ。セミハードのチーズもちょうどいい酸味でよかったです。端っこにはトマトとモツァレラチーズが写ってますね。

【ハム】ハム類で気になったのはゼリー寄せ。左の写真だと一番上にあるのです。これが甘酸っぱい(右の写真)。なんかザワークラウトでもはいってるのか?という感じでお肉なのに甘酸っぱいのです。これがまた美味しい。ドイツ語でKapitänssütze?っぽい名前がついてるのですが、ネットでしらべてもわからない。下の英語がMeat Aspic(肉のゼリー寄せ)とあるので、これを指しているとは思うのだけど、特有の名前(Kapitänはキャプテンですよね、きっと)がついてるなら知りたいなあと思っているところ。ドイツソーセージの専門店のサイトを見ているとゼリー寄せはピクルスやワインビネガーが入ってるのが多いので、この甘酸っぱい味はスタンダードなのかな。レバーソーセージとかは普通にレバーの味でしたよ。

【ひき肉】朝ご飯のお肉やチーズのコーナーの端っこに、丸いお皿に盛ったお肉の塊があり、Mettと書いてあります。英語の名前からするとひき肉とタマネギ。???なんか生っぽいですよ。知らなかったのですが、ドイツでは豚のひき肉を生で食べる(パンにのっけて食べる)というのがあるらしい。普通にみんな食べてるものらしいので、ままよと少し食べてみました。塩胡椒にタマネギで、なんとなく洋風のネギトロのような…。うーむ。すごく食べたいってモノでもなかったですけど、こういうのもあるんだなあという感じ。一応日本での豚の生食は禁止されてるようなので、その点はあしからず。

【パンの類】朝食のパンでもナッツ入りや、例のドイツ独特の酸っぱい硬いスライスやらクロワッサンにデニッシュ、プレッツェルみたいな外が固くで茶色いパンなどかなり色々と置いてありました。今回の旅で久しぶりに熱々のプレッツェルを食べたいなあという野望があったのですが(以前ハンブルグに行ったとき食べて、本当に美味しかった。日本でもドイツ風のビアホールで熱々を食べられるところがありますから、是非お試しあれ)かなわず帰りの空港で食べたのが上の写真。ドイツ語だとBrezelかな。このパンはやっぱり水酸化ナトリウムに漬けるっていう工程をどうやって考え付いたのだろうといつも思っちゃいます。軽食としてはクロワッサンやバケットのサンドがいろんなところで売っていて、地元の人の気軽なお昼になっているようです。ただ、全体にでかいので、そんなにはいらない…というサイズのものも多いです。

【その他、観光地っぽい食べ物】一応、ドイツ料理っぽいもの?も少し食べたので、写真をまとめてみました。シュバイネハクセはブタの脚のローストで、アイスバインの焼いてあるバージョン。でっかいナイフが刺さって登場。シンプルなお味なのと(お肉美味しいけど飽きる)、やっぱりでかいのでシェアして食べたいところ。カリーブルストはベルリン名物。ソーセージにケチャップとカレー粉。たまたま食べたのがそうなのかどれもそうなのかわからないけど、ソーセージがちょっとふにゃふにゃのちくわっぽい感じで、ん?っていう印象。シュニッツェルは子牛のカツレツ。ウィーンで食べたときより小さい(前食べたときは顔ぐらいのサイズがどーんと来た)けど、それが3つ入ってた…。これは割と飽きずにレモン絞ってさっぱりいただけました。ケーニッヒスベルガークロプセは牛肉の肉団子のクリーム煮。これもさほどこってりな感じではなく、食べやすかった。そして付け合わせのジャガイモが美味しい。

というわけで、なんとなく覚えているうちにと食べ物の写真だけまとめてみました。意外とちゃんと名前を確認しないで食べてるので、帰ってきてこういう名前だったなあなんてネットで確認したりしながら写真をアップするのはなかなか楽しかったです。

このほかにもサラダとかカレーとかイタメシとか、ドイツっぽくないものも色々食べましたが、お仕事の人と一緒に食べてるときなんかは写真撮らないから記憶のなかにだけ。ベルリンはイタリアンが結構多くて(ピザやさんも結構多い)、入ったところはどこも割と美味しかったです(英語メニューないところも多かったけど)。

帰りに飛行機がキャンセルになって慌てたり色々ありましたが、やはり思い返せば色々楽しく、また近いうちに出かけるようにせねばなあ、と思っているところです。

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