プラハ旅日記第五回にしてついに最終回。
プラハの街は古いエレガントな街並みですが、お、このかっこ面白いとか、ちょっと味があるなあとか言って撮ってると、絵葉書からは外れた感じの写真が増えてきました。最終回はそんなかけらをまとめて。
老舗のカフェはどこも居心地がよい
昨日のトラムの駅の近くのラウンジ(2階から見下ろす感じでまたそれが楽しい)もカフカやチャペックが通ったという由緒正しいアールデコ調のカフェだったのですが、ここも1881年創業の老舗。 ヴルタヴァ川べりの国民劇場のむかいにあり、広々として川や橋やその向こうの城までもながめつつお茶が飲めます。どちらも広いのであんまり混雑を心配しなくていいし、室内も明るくて、年配のウェイターさんがきさくに対応してくれるので居心地がよくて、こういうカフェでのんびりもいいなあと思える場所でした。ちなみにトップの写真は国民劇場の建物を横からとったもの。
ここのビールはバドワイザー。なんでチェコでバドワイザー?と思ったのですが、実はアメリカのバドワイザーとは別物らしい。もともとチェコの地名にちなんだチェコビールをバドワイザーと呼んでいたのだけど、いわゆるバドワイザー(赤白缶の)がアメリカでバドワイザーラガービールとして商標登録をしたということみたいで、ここで飲んだバドワイザーはチェコの Budweiser Budvar 。少し甘くてコクのあるビールでした。料理はブタのお尻のお肉のロースト。すいとんみたいなのが周りにあって、肉汁やソースが絡んでなかなか美味しい。
国民劇場の回廊を別の角度から
観光客があまり通らない路地も面白い
橋からちょっと離れるだけで、意外と静かな路地に入る。ふと見上げるとこんなのがあったり。
かと思えば反対側はこんなのだったり。
このお魚に出会ったのも、ここから少しはいったところ。
そういえば、カレル橋にも道端にもタケコプターつけた人がいた。
そんなわけで、あとは仕事を片付けてパッキングです。またプラハにやってこれますように。中央駅の地味なポストにはがきを託します。長らくの旅日記見てくださってありがとう。
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