#inktober 19日目のお題はLoop.
今日は割とちょうどいい抜書きポイントを探すのに苦労しました。ループと聞いてまずは、やっぱりタイムトラベルもの?と連想して、ケン・グリムウッドの『リプレイ』、リチャード・マシスンの『ある日どこかで』とか眺めてみたのですが、感想や解説には使われても、本文には出てこない。ふむ。あとは、編み物のループとかでてくるかなあとちょっとミス・マープルものを眺めてみたり。彼女は数は数えているけど、loopとは言ってない。
ミス・マープルでなんとなくミステリーに気が向いたので、ありそうなのといえば…と考えてブラウン神父シリーズを思いてさがしたらあった。
『ブラウン神父の醜聞』に入っている、『ピンの意味』というお話から、最後の方、神父が謎を解いていくところですね。lead down the long loop of a lie、中村保男訳だと「神父自身がとんでもない大嘘の長綱に巻かれていたこと」ですか。ネタバレは致しませんが、ブラウン神父は結構えげつない方法での死体隠滅が多くて、これもそれに気が付いたシーンの一つです。一番有名なのがこれかな↓
めぐるコーヒー
コーヒーとキーワードを一緒に検索すると、日本中、いや世界中にいかにいろんな名前のコーヒーショップがあるかにびっくりしますね。Loop Coffee やLoop Cafeは結構引っかかってきます。この場合のLoopの意味するところはなんだろうとみていくと、リサイクルとかそういう感じのお話が多いのですね。
以前自宅の植木鉢に茶色い袋状のものが沢山おいてあって、これは何?と聞いたら、肥料になるらしいから飲み終わった麦茶の袋を置いているという返事。コーヒーや紅茶でもそうらしいということなので、たまにコーヒーもフィルターに残ったものがそっと取り出されて、植木鉢に撒かれているらしい(しかし、色々見る限りでは乾燥させたり発酵させてからじゃないと肥料に向かないというのもあるなあ。そこまでするならやらないと言いそうだけど)。
コーヒーの抽出後の粉の再利用方法というのは、ネットで探すと結構あって、基本的には「消臭」が主な役割な気がしますね。インスタの #コーヒーかす というタグをながめていると、なかなかめくるめくコーヒーかす再利用の世界に没入できます。針刺しの中身っていうのもなかなか良さそうです(ゴマで作るのがすきだったけど、コーヒーもありですね)。先日古地図っぽくするためのコーヒー染めの話をしましたが、インスタントコーヒーじゃなくて、コーヒーのかすでいけそうですね。
虫除けは知らなかったなあ。ナメクジよけになるというのはいいこと聞いたな。しかし、火をつけたり焙じたりするとすると、家の中がコーヒーくさくならないのかしら。嫌いな匂いではないけれど、知らないうちに自分がそういう香りになっているのもちょっと微妙なような。ちなみに我が家はコーヒーの香りの線香を使っている結果、なんとなくコーヒーくさいおうちになっていると思います。まあ線香くさいよりいいんだろうけど。
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