今朝、レモネードをつくったんです。よかったら、一杯お飲みになりません?
ノーラ・ロバーツ 「新緑の風に誘われて」
そろそろ梅酒、梅シロップの仕込みの季節も近づいてきましたね。どうやら、私には自家製の飲み物(シロップみたいなものを作って炭酸で割るとか)にあらがえないあこがれがあるらしくて、きっと微妙な味でキケンだ…と私の頭の中で誰かが教えてくれているというのに、おしゃれ系カフェで自家製ジンジャーエールとか頼んじゃって、結構な確率で「ン~」ってなっています。
上に書いたノーラ・ロバーツ。さほどロマンス小説は得意ではないのだけど、このお話のヒロインは流れ着いた島のブックカフェでクッキーやシナモンロールを焼いている設定で、やってきたヒーロー(こいつがあんまり気にくわない)に自家製のレモネードをふるまうというシーンが妙に頭にこびりついています。
ジャグとかポットとか
自家製レモネードの魅力の一つは実は容れ物にあるなあ、とひそかに思っています。上の写真はサングリアですけど、留め金のついたポットとか、模様のはいったガラスジャグとか、自分で作るときもそうですが、映画やドラマで登場するときもイレモノにめが惹かれます。小さい頃、母が蜂蜜レモン(檸檬の薄切りに蜂蜜かけて漬けたもの)をよく作ってくれて、それがまたパッキンのついた蓋のちょっとカワイイ柄付きのポットで、汁がでてきたかなあと冷蔵庫をよく覗きに行ったものです。
映画に出てくるレモネードといえば、ずいぶんまえにこのサイト(旧サイト)で作ってみていた、sound of musicのピンクレモネード。久しぶりにDVDを引っ張り出してみてみましたが、ちょっとおもしろい角度の注ぎ口のジャグに、彫がはいった華奢なグラスをシルバーのお盆にレースを敷いた上に並べてあって、テラスのテーブルに置いてある風景。久しぶりに作ってみました(下の写真、グラスの下の皮のコースターはフォロワーさんがkonama coffeeをイメージして送ってくださったハンドメイド!)。ピンクにするポイントは左に書いてある通り、グレナディンシロップかクランベリージュースを作ったレモネードにすこし落として色を付けるだけ。とはいえ、なかなか涼やかな気分になれますので、暑い日は炭酸で割ったりして飲むとよさそうです。
ハイキングやガーデンパーティの飲み物
自家製レモネードへの憧れのもう一つの要素は、外で飲むシチュエーションというのがあります。ガーデンパーティやBBQなんかで、おっきなジャグに氷と檸檬がどんとはいっているレモネードやマルガリータ。バスケットからでてくる栓付きの瓶にはいったレモネード。冷えてないと美味しくないんだけど、それでもなんかちょっと嬉しいものなのです。車で行くときは氷やソーダ水をアイスボックスに詰めてけばいいので、それもまた楽しい。日本の真夏は暑すぎてちょっと向きませんが、初夏の今頃なんかちょうどいい。冷蔵庫に炭酸水をストックする季節がやってきましたよ。
※いつもならブクログの本棚を出すのですが、5月からブログパーツサービスが終わってしまったらしいので、普通にアマゾンから貼り付け。
上の写真に登場する洋書。ピクニックやガーデンパーティ向きのレシピ集
新緑の風に誘われてのオリジナル
自家製レモネードを作ってるヒロイン登場。ロマンス系なので苦手な方は注意
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